書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記

月曜当番日。そんな建前を無視するようにほぼ皆勤賞ですけども、なにか。


被災地支援活動の後方支援、決算所会に向けての書類整理、それだけでも手に余る状態ですのに、電話は鳴るし、宗務所職員へのiPhone貸与のことで業者さんと面会はあるしでごったごたの日々です。


iPhoneについては自分が発案者ですからしょうがないですけど。


先日もちょっと書きましたが、宗務所に届く無数の書類の内、職員の誰かしらに関係のある文書、主に宗務庁からの連絡文書になりますが、それらをスキャナーで読み取ってDropboxEvernoteにアップロードして、携帯端末や自宅のパソコンから閲覧するという体制を構築しつつあります。


スキャナーで読み込む作業に関しては、書記さんががんばって習得しつつあります。全員ではないですが。


もう片方、携帯端末の問題がありました。主事2人と書記3人は、自前でスマートフォンを所有しています。今のところ通常の携帯電話ではDropboxEvernoteにアクセスは出来ないはずですから、どうしてもスマートフォンが必要になります。


値段と、そもそもスマートフォンについて知識のない職員が使うことを考えると、iPhoneが唯一の選択肢となりまして、あとはどういう形で貸与するかと言う問題が残されていました。丸々宗務所負担では赤字垂れ流しになってしまいます。ほぼ利用者負担にしなくてはなりません。


一応結論を出して、やや見切り発車で、iPhoneの契約をしてしまいましたよ。所長決裁は下りているので見切りであっても大丈夫。ただ、今後はiPhoneへの習熟をサポートしていくという新たな仕事が発生するわけです。そこがまた大変そうで。


でも用途を限ればそれほど難しいはずもないので、楽観的に考えています。何より、職員間の通話が無料になるのはありがたい。見なし法人という扱いで、いわゆる法人としての契約になりましたから、たしか24時間無料のはずです。


書記さんの所有するスマートフォンは全てドコモなので無料にはならないですが、私が書記さん以外に電話するときには無料になるわけです。あっ、私は法人契約の枠内に入れないので時間制約があるんだった。


とりあえず、形は整いつつあります。継続していくのがまずは第一。手元のiPhoneを使うことで、宗務所に出て行かなくても到着した書類が確認できることのメリットに気がついてもらえれば、続くはずです。


宗務所から貸与する予定の職員は、みな今はやる気が盛り上がってるので、たぶん大丈夫と思いますけれど。もしコケたら私の責任問題です。ドキドキしますよ。