書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

新幹線缶詰から一夜明けて

朝からテレビに釘付けでした。お年忌は無かったので、出張の後片付けをしようと思いつつも、テレビが付いているとつい目がいってしまって。


どの局も津波の被害のことばかり。映像が繰り返し流されています。これ、子どもたちに見せて良いものか・・・


映像から想像されるのは、阪神淡路大震災をも越える規模の被害です。あそこに人がいたら、助かりようがありません。地震発生から津波襲来までにどの程度の時間があったのか。


願わくば、高台へ避難済みでありますように・・・


正太寺も、浜名湖に面していますので、津波は心配です。大津波警報が出たままですから、海岸には近づきたくありません。


さすがに浜名湖の内部にまで何メートルもの津波は来ないでしょうが、数十センチの一見低く思える津波であっても威力はすさまじいですから、油断は出来ません。


それを理解しているだけに、東北地方を襲った今回の津波の大きさには、恐怖を抱くのみです。


私は新幹線缶詰程度で済んで良かった。あんなもの、なんでもないです。被災された方たちのためにも、私に出来ることをやっていかなくてはと、強く思います。


自然と泣けてくるよ・・・