書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

くれどきに邁進

集中してくれどきに邁進。宗務所勤務とくれどきを交互に行っていると、特に今のごたごたの時期だと、頭の切り替えに難儀しますが、今日はうまい具合に切り替えられて、集中力がビンビンでした。お経の後の世間話でも、過去の会話の内容やお盆以降に耳にした話などを総合して会話を紡いでいくことになるのですが、そうした作業も良い具合に出来ました。不思議と話が直結したんですよ。いつもなら話しながら思い出すということも多いのですけれど。


その代わり、宗務所のことを少し家で進めようと思っていたのに、その進めたい内容を思い出しのが、この日記を書いている23時半過ぎ。さすがに今からそれに取り組みたくありません。会計棟梁への、科目の登録作業です。寝る直前の状況で、それはちょっと厳しい。まだ急ぐ話ではありませんから。


仕事にばかり追われているわけにも行きません。年賀状の作成に、クリスマスプレゼントの手配。年賀状に使う素材も決まっていませんし、プレゼントも何にするか、さっぱりです。今年はサンタさん、忙しいから、来てくれるかなぁ、なんて言って牽制してますけど、幼稚園でさんざんクリスマスソングを歌っているのですから、何も無しというわけにもいきません。なんて罪なイベントだ・・・


もう少し大きくなったら、サンタクロースがプレゼントを配る理由なんかも教え込んで、たんなるイベントとしてではなく、宗教観を持ってクリスマスを見られるように育てたいと思っています。日本的な、宗教観を感じないクリスマスも、それはそれで興味深い現象ですけれど、せっかくお寺に産まれたんですから、世間とは違う目で、つまり多角的な見方で物事を捉える訓練をして、自然と出来るようにしておいてあげたいのです。将来、絶対役に立つから。


まあ、教える方の技量もまだまだですけれどね。それこそ、修行中です。それだけに必要性を強く感じます。学校教育では身につかなかった、ということですからね。