書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

バックアップ用HDDが絶不調

Macにはタイムマシン(Time Machine)という自動バックアップの仕組みがあります。更新されたファイルを指定したHDDに自動的にコピーし、なおかつ世代管理もしてくれます。世代管理とは、今日書き換えたファイルの、昨日の状態とか、一昨日の状態とか、時間を遡って復元するための仕組みです。


そのおかげで、時折大切なファイルを別途バックアップする程度で、普段のバックアップに関しては気を遣わずに済んでいます。削除したファイルをいつでも復元できるし、誤って書き換えたファイルの内容を、日時指定で復元することも出来るのですから、安心です。


ところが、バックアップ先となっている肝心のHDDが調子が悪いことが判明しました。昨日、買ったばかりのMacBook AirMacBook Proの環境をほぼそのままコピーしたのですが、その時に使ったのがこのタイムマシンの機能なのです。バックアップ先のHDDから、最新のバックアップ情報を、Airの上に復元したわけです。


35GBのデータ量、本来であれば2時間かからずにコピーが終わる程度の量です。たぶん。それが11時間もかかったので、おかしいと思ってディスクチェックをかけたのです。そしたら、チェックが終わらない、という事態に。


このHDDはバルク品です。パソコンショップで、銀色のプラ袋に包まれて無造作に売られているアレです。メーカーの正規保証が付かない代わりに、とても安い。品質自体は何ら変わらないので安心して使えるのですが、バルク品にはケースがないので、自分でケースも買って取り付けることになります。


ですからHDDの調子が悪いときは、このケースがおかしくなったという事も考えられます。そう思って、別のケースに組み直してみましたが、やはり症状は変わらず。フォーマットしてみても変わらず。25GBの単一ファイルのコピーに13時間かかる、と表示されたりします。明らかにおかしいです。


バックアップ手段を失いたくないので、代わりの機械を買わねばなりません。またバルク品を買うか。今と同じ500GB(2.5インチ)だと、だいたい5千円ぐらいで買えるみたいです。送料込みだと5千円超えるのかな。もう一つは、アップル純正のTime CapsuleというHDDと無線LANベースステーションが一体化した製品。こちらは容量1TB(500GBの倍)で29,800円とグンとお高いです。でも、これならMacBook ProAirのバックアップを同時に行えて、無線LANで繋がるので出かける度にUSBケーブルを抜き差ししなくて良くなり、配線も減ります。


Airのバックアップもしようと思うと、Time Capsuleしか選択肢がないといっても過言ではありません。しかし、高い・・・


データを失う事に比べたら、それほど高くは無いとも言えますけれどね。うーん。悩ましい。なるべく速く解決しなくてはなりませんし。怖いですよ、急にバックアップが無くなるというのは。