書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

檀信徒本山研修会2日目

朝3時過ぎに起床。睡眠時間としては普段と変わらないのですが、起きる時間が早いという事実が体を二度寝へと誘います。それを振り払って、朝の坐禅の様子を写真撮影。


その後、朝のお勤めのために法堂へ。法堂とは、一般寺院で言う本堂のこと。本堂とはご本尊様の部屋でして、永平寺の場合はご本尊様は仏殿におまつりされているので、仏殿が本堂に当たります。法堂は、住職が弟子や檀信徒に説教をする場所。各種法要は法堂でお勤めされます。一般寺院では仏殿を設けることは少ないので、本堂と法堂が一緒くたになっているわけです。


法堂にて献湯諷経と、一行の各家先祖供養のための施食会をお勤めしました。その後に本来の朝のお勤めが修行されるのですが、永平寺の場合はここで諸堂拝観のために法堂を離れます。ちょっと残念。ただ、この時私は大変トイレに行きたかったので、諸堂拝観はパスして部屋へ直行。事なきを得ました。ほんとに辛かったのでした。


その後は作法に則って朝食をとり、閉講式をお勤めして、下山です。門前のお土産屋でしばらくお土産を買い求める時間を取った後、次なる目的地へと移動します。ここから先は、観光です。車内での飲酒も解禁。みなさん楽しそうに飲み始めました。私は普段通り、コーヒーとお茶ですけどね。


琵琶湖へと針路を取って、彦根城とミホミュージアムを訪れました。彦根城は城好きとしては外せませんね。あの急な階段が、もし戦になった場合のことなどを想像させて、ワクワクさせます。


ミホミュージアムは、MOA美術館と世界救世教の関連であるように、世界救世教の別れの団体と関連があるようです。行くまで知りませんでしたが、添乗さんがこっそり教えてくれました。知ってる人には、そういう意味でも仏教と比べるという意味も持ち合わすという、そんなコース設定だったそうです。


その後は琵琶湖温泉に宿泊。宴会です。これが楽しみで参加する、という方もいらっしゃるのでは。皆さん渾身の一曲を歌い上げたりと、楽しい時間を過ごさせて頂きました。


明日は引き続き観光です。天候は雨。予報の段階ですが、でも間違いなく雨。多少雨間があると良いのですが。