例年二日からスタートする正太寺のおとき(家施餓鬼)ですが、今年は一日スタートです。毎年、隣寺無量寺様と共に一日に修行していた火葬場にある観音様での供養諷経が、諸事情により今年から無しになりました。一日の予定が空っぽになったので、おときを早くスタートすることにしたのです。
これで全体の負担が軽減されるはず。
なのですが、今年はご新盆のお宅が異常に多く、それはつまり正太寺の場合はおときで読む回数がその分増えると言うことで、その数は実に、住職と私、二人がかりで一日に回る軒数に匹敵するのです。
一日早くスタートしても、その分はご新盆の数によって相殺されるという図式。
しかし、ご新盆のお宅では、それこそ一大イベントとして我々を待ち構えてくださっています。気合い入れて臨まなくてはなりません。弱音はいていられません。
例年以上の忙しさが予想されるそんな一日ですが、夜、同年会が開かれました。年に一度の懇親会です。今年からスタートなのです。いくら過密日程で自分の体調が心配でも、今日は出来る限り顔を出したい。そう願っていました。
家族の協力もあり、なんとか顔を出せましたが、中ジョッキいっぱいでフラフラです。明日がやや心配ですが、がんばります。