書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記

7月お盆が終わりました。お寺の人間としては、7月お盆のお寺さんは、憂鬱から解放されてうらやましいなぁ、と勝手なことを思ってしまいます。こちらのお盆はひと月後。お経に回り始めるまであと2週間。もう憂鬱です。


お盆休みとなっていた宗務所も今日からまた通常営業。当番日ではないのですが、休み中に届いた郵便物の処理や、梅花主事さんに頼まれていた仕事の件もあり、半日だけ出勤することにしました。


そしたら、今日当番の書記さんは、お寺の都合でどうしても欠勤、というわけで、軽く山になった郵便物を眺めながら途方に暮れたわけです。


ほぼ100%、事務処理をしてお寺さんに発送すべき郵便物ばかりでしたから。半日で終わるのかなと心配になりました。


途中来客をはさみながら集中し続けること数時間、なんとか予定していた時間ギリギリで退勤することが出来ました。これ以上遅くなったら後の予定に影響が出る、そんなタイミングでした。宗務所の冷蔵庫に入っていたチオビタをぐいっとあおって。あれは冷たくて気持ちよかったなぁ。


この事務処理ももう少し効率化出来ないかなぁ。宗務庁から送られてきた、辞令や登録証などを、該当するお寺さんへ送付する前に、宗務所でコピーを取り、物によっては僧侶の個票に記録を付けるのですが、数が多くなるとかなりの手間です。これ、全部電子化できるデータ処理なのですが、宗務所でそこまで電子化するには、まだ早いかな・・・


コピーも止めて、スキャンしたデータをそのまま個票データベースに紐付けるだけで、紙も要らないし場所も取らないし、良いことづくめなのですけども。残り任期が5ヶ月切りましたから、そのシステムを構築するにはちょっと時間が足りませんね。お金払ってプロにやってもらえば間に合いそうですけど。


そんなことを思いつつ、口には出さずに黙々と仕事をしてました。お役所ってきっと、こういう仕事がかなり多いんですよね。私には絶対つとまらないな。