書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

Windows7をMacで使う

WILLCOMのD4を購入して早二年。昨年にはWindows7にアップグレードしてそこそこ快適に使っていたのですが、先日iPadを地道な貯金で入手して以来、D4の出番が極端に減ってしまっていました。高いお金払って手に入れたのにとても寂しい状況です。もともとハードウェア性能はそれほど高くないので、何年も現役バリバリで使える機械では無いと感じていましたが、それにしても。iPadの出来が良すぎる。


そんなわけで、ここしばらく電源を入れていないD4にWindows7を入れていてももったいないので、Macに入れてみることにしました。VMware Fusionという仮想化ソフトを使って、MacWindowsの同時利用が実現出来ます。現在はWindows XPで同じ事をしていますが、これをWindows7にしてみたら、どうなるのかな、と。


XPでも正直ちょっともたつくところがあるんですよ。でも7の方が快適に動くなんてうわさ話もチラホラ聞きます。追加出費も要らないことだし、やってみようかな、と。ライセンス認証しなければ削除するだけでD4でそのまま使えますし。(ライセンス認証せずに30日間使えるんです)


で、インストール。なんと15分ほどで終わってしまいました。Macの内蔵ディスクはHDDではなくて今流行のSDDという、HDDよりずいぶん高速なタイプの物を使っているとはいえ、15分って。XPの時はもっとかかりましたよ。


たぶん、7のインストールは、いろいろ効率向上が為されてるんでしょうね。


ワクワクしながらいろいろいじってみると、まだアプリを何も入れていないというのもあってか、とっても快適。エアロを有効にしてもさっくさくです。時折マウスの動きが鈍くなりますが、これはXPでも合った現象だし、仮想化している以上しょうがないのかなと思います。XPと7と、どちらを使いたいかと聞かれれば、7ですね。良い具合です。


もちろんWindowsですから、アプリを入れていく毎に、動きが緩慢になっていきます。XPの方にはかなりアプリが入ってますから、それも影響してることでしょう。7にはなるべくアプリを入れずに使う方針です。霊場会の庶務も任期が終わって、一太郎などのWindowsにしかないアプリを使う機会もほとんどなくなりましたし。あ、でも、これから今まで住職がやってくれていた部分の仕事を引き継ぐことになると、また必要になってきますけどね。その時はその時。


結局、ウィルスセキュリティとAccess2000、Delphi2005、TMPGEnc MPEG Editor3だけをインストールしました。これだけなら起動が遅くなることもないようです。フォントも入れてませんしね。それが大きいかも。


さて、ライセンスの厳密なお話し。手元のWindows7はアップグレード版です。D4で使っていたときは、もともと入っていたVistaからのアップグレードという形で使っていました。Macに入れるとなるとそういうわけにはいかないので、今まで使っていた仮想化されたXPのアップグレードという形をとることに、必然的になるわけですが。


そこを厳密に解釈すると、もうXPは使っちゃいけないことになるんですよね。確か。でも再インストールが面倒なアプリはXPの方が使いたかったりもします。ちょっとぐらいならそういう使い方もいいのかなぁ、なんて考えるわけですが。でも厳密にはダメなんですよね。仮想化という技術の登場で、このあたり、ライセンス規定もちょっと変わったらいいのになぁ、なんて自分勝手に考えてしまいます。