書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所になかなか行けない

昨日の朝訃報が入り、今日お通夜、明日の葬儀のスケジュールとなりました。明日は月曜日。宗務所の当番日です。また当番勤務の後に、宗務所布教師・青少年教化員そして宗務所職員全員での会合が組まれていました。


9月に開催する、4年に一度の大行事、檀信徒大会の準備会です。とっても大事。でも、宗務所職員の勤務に関する原則は、檀務優先。檀務とは、お寺のお檀家さんに関わるお勤めです。代表格はお葬式ですね。いかに重要な宗務所行事であれ、檀務が優先される、という考え方です。


この考え方のおかげで、忙しいお寺の住職であっても、宗務所職員を務めることが可能となっています。もっとも、教化主事であれば檀信徒研修会、梅花主事であれば梅花流詠賛歌全国奉詠大会といった、責任者として取り仕切る行事の場合には、檀務優先とはいえ、限界もあります。


書記に関しては完全に檀務優先で、優先しなければかえって注意を受けかねないほどです。そんなわけで、明日の当番日は是が非でも出勤したかったわけですが、檀務優先なので欠勤です。他の書記さんに代わって頂きました。


住職もお昼から外せない会合が入っていて、私の会合と比べた場合、住職の会合の方が欠席した場合の影響が圧倒的に大きいために、葬儀の後の初七日法要も私の担当となりました。これが終わるとだいたい16時半過ぎぐらいです。宗務所の会合は15時からおそらく2時間程度。車で1時間かかりますから、どうがんばっても間に合いません。


残念無念。大事な行事の最初の会合ですから、出ておきたかったのですけどね。そして先月の職員会議も欠席している私は、今月18、19、20日の日程で行われる梅花流詠賛歌全国奉詠大会参加旅行の打ち合わせも出来ていません。来週金曜に直前の職員会議がありますが、そちらもすでに出席出来るか危うくなっています。だから明日はその話も梅花主事さんとしておきたかったのですけれども・・・


というわけで、にっちもさっちも行かない状況になっています。こればっかりは仕方ないですけれどね。職員会議に出られなければ、梅花主事さんと電話で打ち合わせかなぁ。私一人、丸1日別行動で引率の旅程になっているので、そこがとても心配なのです。それなのにまさかこんな事態になるとは。


参加者に迷惑をかけるわけにはいかないので、どこかでしっかりと打ち合わせをしませんとね。大丈夫、これぐらいはどうにでも出来る。うん。