書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

プログラマーに英語は重要です

いまじゃプログラマーなんて表現も古いのでしょうか。でも一番わかりやすいですよね。日用プログラマー(日曜プログラマーも)をSEなんて表現しませんし。


私も数年に一度プログラマーと化すのですが、それ以外の時でもプログラミングについては高い関心を持っています。最近ではiPhoneアプリの開発をしたいなぁ、などと考えた時期もありました。無料配布するアプリを作るためであっても年会費が必要なので断念しましたけれど。9,800円だったかなぁ。iPhoneの場合には配布する場所がApp Storeというオンラインショップに限られているので、そこの維持費も含んでの年会費だと思うのですけどね。なかなかそこまでがんばれんですよ。


プログラミング言語というのは数多あります。1つの言語も次第にバージョンアップして機能が拡張されたりしますし、能力を維持するためだけにも勉強は怠れません。しかし、基本となる考え方はどの言語も似たり寄ったりです。なんでもいいので1つの言語を習得すれば、他の言語もすぐに理解できるようになります。


英語を理解できると、語順が同じ言語であれば文法的には問題がないのと同じです。単語さえ覚えればOKという具合。


しかし、プログラムが稼働するOSが変わると、途端に覚えることが増えます。Windowsとか、Macとか。どのOSでも同じように動く言語であればいいのですが、OSの性能をフルに発揮するタイプの言語は、そういう構造には出来ていません。


APIという言葉、聞いたことありますか?普通に生活してたら、聞かない言葉だと思いますが、プログラムの世界では重要です。難しい処理を自分で書かなくても、APIを利用することで簡単に済ませられるのです。


たとえばアプリケーションの画面をディスプレイに描くのにも使われます。いちいちここからここまでの範囲で線を引いて、ここは塗りつぶして、タイトルバーを描いて、なんてことはしません。APIを利用すると、画面の大きさとタイトルバーに表示する文字列を指示してあげれば、イメージしたとおりに画面が出来上がります。


このAPIは本当にたくさんあって、すべて知っていればすごく楽が出来ますし、簡単に高性能なアプリケーションを作成できます。でも、現在の主流であるWindowsMacも、アメリカに本社を置く会社が作っていますから、APIの資料ももちろん英語なのです。新しいバージョンが出て、APIの解説文書が書き換えられて、それが日本語で提供されるようになるにはかなりの時間がかかります。Macにおいては、日本語での提供なんて私の知る限りではありませんし。


ですから、プログラマーとして生きるには、この英語で書かれた文書を読めるかどうかでその能力が大きく変わってきてしまいます。それなのにですね、私の在籍した浜松工業高校の情報技術科では、英語の授業は週に2回しかありませんでした。普通科であればもっとやってますよね。週4回はあるんじゃないですか?


高校卒業時点での英語力には、相当な差があります。


まあそれでも、技術文書というのは文法はシンプルであることが多いので、単語力さえ強化すれば大丈夫であったりもするのですが、苦手意識はぬぐえません。高校時代にもっと勉強できていれば、とさかんに思います。


大学も工業系に進学していれば、また違っていたのかなぁ。私は宗門系の大学に進みましたので、文系だったのですよ。そこでもちろん英語も履修したわけですが、まあ何というか、講義は簡単なんですよね。理解も出来る。その分、今役に立っているとはとても思えない、と。工業大学で実験やレポート漬けの毎日の中で英文と戦っていれば、もちっとレベルあがったんじゃないかなぁ。


未だに何かあると、英語の勉強をしたくなります。スピードラーニングとかね。昔やってましたよ。テープの時代。今はCDになってますね。手元にあるテープをデジタル化して車で聞きたいんですけど、なかなか取りかかれませんです。


英語、重要です。ネイティブな発音なんかどうでもいいんです。英語がネイティブな国なんて少数派ですからね。日本語的発音で良いから話せれば良いんです。たいていの国ではそれで通じるはず。相手も同じなんですから。新婚旅行先のイタリアでは、それで十分でした。


やっぱり単語力。単語が分かれば文脈も想像が付きます。技術系の文書であれば尚一層。学術文書は単語力だけでは難しいでしょうけれど。もっと英語の勉強をしたいです。らくーに単語を覚えられる方法、誰か知りませんか?昔っから覚えるのが苦手なんですよね・・・