けっこうおおっぴらにプライベートなことでも書いている副住職ですが、今日のことはちょっと書けません。そういうことがありました。仕事とプライベート、双方にまたがった話です。悲しい出来事があったのです。
書けないのならわざわざそのことを書かなくても良いのですが、自分の中で、どこかに残しておきたいという思いがありましたので。
たぶん、一生忘れることのない数日間。その中でも、私にとっては一番記憶に残る日。そういう日でした。
死というものは、非常に身近なところにあります。我々僧侶は社会からの要求に応えるために、日々その場面に直面しているのですが、最近、いつか自分の精神が、こうしたことに耐えられなくなるのでは、と言う不安が沸いてきています。
どこかで自分が壊れてしまいそうな、そんな不安感です。
数をこなせばいずれ慣れてしまう。少し前まで、その慣れてしまうことに危機感を抱いていました。でも違ったんです。全然慣れない。それどころか、回を重ねる事に、いろんな想いを感じ取ってしまうような感覚になってきています。感情がより敏感に、反応を示し始めています。
いつか隠居する日まで、もってくれるのかな、私の心は。