書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

日記に書けないことも、たまにはある

けっこうおおっぴらにプライベートなことでも書いている副住職ですが、今日のことはちょっと書けません。そういうことがありました。仕事とプライベート、双方にまたがった話です。悲しい出来事があったのです。


書けないのならわざわざそのことを書かなくても良いのですが、自分の中で、どこかに残しておきたいという思いがありましたので。


たぶん、一生忘れることのない数日間。その中でも、私にとっては一番記憶に残る日。そういう日でした。


死というものは、非常に身近なところにあります。我々僧侶は社会からの要求に応えるために、日々その場面に直面しているのですが、最近、いつか自分の精神が、こうしたことに耐えられなくなるのでは、と言う不安が沸いてきています。


どこかで自分が壊れてしまいそうな、そんな不安感です。


数をこなせばいずれ慣れてしまう。少し前まで、その慣れてしまうことに危機感を抱いていました。でも違ったんです。全然慣れない。それどころか、回を重ねる事に、いろんな想いを感じ取ってしまうような感覚になってきています。感情がより敏感に、反応を示し始めています。


いつか隠居する日まで、もってくれるのかな、私の心は。