書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

一時間分の話のネタはなかなか思いつかないです

今度1時間ほど人前で話をする機会があるのです。現在のところ、参加者は6名。このぐらいの人数なら、安心して臨める現場になりそうですが。


そうはいってもちゃんと準備して臨まなくてはなりません。いつなんどき参加者数が急増するか分かりませんから。そう思って、時間が出来ると何をお話ししようかと考え込むのですが。


いっこうに中身ができあがりません。


今日は、娘の手術の日。バネ指の手術です。手術後の待ち時間が長いという話しだったので、その間にでも考えをまとめようかと思っていたのですが、全然でしたね。麻酔が効いたまま病室に戻ってくるかと思った娘は、迎えに行った嫁さんに抱かれ、大泣きで戻ってきました。痛い痛いと連呼していました。手術直後です。似たような手術をした同じくらいの子もそれに近い状況でしたから、みんなそうなんでしょうね。


痛み止めの座薬を入れてすぐに眠ると、その後目を覚ましても痛みは無いようでしたが、そんなこんなの騒ぎに心穏やかでおられず、何も考えることが出来ませんでした。


思案の手助けに使おうと持っていったVAIO Type Pも、早くに目覚めて退屈にしていた娘の要望に応えて、ファインディング・ニモ上映マシンとなってしまいましたしね。まあでも、そういう意味では持っていって正解でしたが。


恐るべしはディズニー映画。ニモは初めて見せたのですが、食い入るように見ていました。途中で話しかけると怒るんですもの。今度自分でも見てみよう。病室なのでヘッドフォンで音を出していたので、すぐそばにいても内容が分からなかったんですよ。


自分のやりたいことはさっぱり出来ませんでしたが、おかげさまで手術は無事に終わりました。指もちゃんと動くようになったみたいです。退院前の診察で先生が、ほらもう動くよ、痛くないでしょ、と言いながら動かしたら、また痛い痛いと連呼して泣きじゃくってましたがね。たぶん、痛いと思ってるだけだと思いますけど。


明日から、落ち着いたら少しずつ指を動かせてみようと思います。伸びるようになった親指、今までよりかなり使いやすくなるんでしょうね。