書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

あけましておめでとうございます

正太寺も無事に新年を迎えることが出来ました。ひとえにお檀家さんを始め、正太寺を支えてくださる皆さんのおかげと、感謝申し上げます。皆さんのご支援を裏切ることの内容に切磋琢磨して参りますので、今後とも、正太寺をよろしくお願いいたします。


今年も例年通り、6時からお檀家さんと共に元朝祈祷を修行しました。引き続き祝祷諷経。これは1日と15日には毎月お勤めする法要です。そしてようやく、朝のお勤め。日の出に間に合うように少しだけ短縮して、最後にお焼香をして頂いて、終了となりました。


一番最後に住職より年頭の挨拶をいたしますが、これが毎年、日の出に間に合う時間に終わるかどうか冷や冷やします。しかし今年は、あいにくの雪模様。日の出を案ずることなく、ゆったりとお話を聞いて頂けたことと思います。


全ての法要が終わった後、甘酒を振る舞いました。正太寺オリジナルの味付けです。市販の甘酒の元を使うのですが、それだとなんとなくくどいということで、母が毎年薄めたり砂糖を加えたりいろいろと工夫をしています。現在は、それなりの甘みがあり、後に引かない味となっています。私の中で甘酒と言えば、これが標準です。濃すぎても薄すぎても、しっくりきません。


結婚してからは嫁さんも一緒に作っていますが、最後の仕上げをどちらがやっているか、目撃していません。その頃はちょうど朝のお勤めの真っ最中ですから、見ようがありません。気になるところですが、聞こう聞こうと思っているうちにお正月が過ぎ去ってしまうのですよね。


明日も同じく6時から元朝祈祷と朝のお勤め。甘酒ももちろん召し上がって頂けます。天気も良さそうですね。日の出をご覧になりながら、是非お勤めにもご参加ください。