書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

あと一日で平成21年も幕を閉じます

いつもと同じ一日。でも、やはり大晦日の一日は、普段とは少し違います。今日という一日が二度と戻ってこないのはいつも感じているけれど、今年という年が二度と戻ってこないというのは、大晦日にしか実感しづらいですからね。


そして元日という一日もまた、特別です。新しい年の始まり。そして急に玄関に誰も来なくなる日。つい前日まで頻繁に玄関にお客さんが来て応対していたのが嘘のように、ぴたりと止まります。境内は初詣(初お墓参りという感覚でしょうか)の皆さんでちょくちょく賑わうのですが、庫裏はとても静かです。そういう違和感もまた、元日ならでは。


そういう特別な日が二日続くというのもさらに特別感を高めます。良いときですよね。空気は凛としていて、人と接する機会が多く暖かみに触れられます。


楽しい楽しい二日間です。楽しみたいと思います。疲労はピーク、明日も朝から何かしらやることずくし。だからこそ、楽しみたいと思います。万事を楽しみに変える。それが仏教ですから、実践しませんとね。