書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

万年筆を買いました

まだ注文した段階ですけれど、気分は買ったと同じです。ただ手元に無いだけで。最近はたいていのものはネット通販で買ってしまいます。現物見て買うのは、ジーパンが代表格かな。裾直しが必須ですから。


買ったのは、ラミーのネックス。
http://www.lamy.jp/products/nexx.html


初心者向けという言葉に惹かれました。値段も万年筆としてはかなり低価格(3,500円ぐらいで売っているところがありました)。インクはカートリッジとボトルと両方使えるというのも魅力的です。近場でボトルが買えると尚良いのですが、一番近くは浜松の遠鉄百貨店か、豊橋の精文館のようですね。どちらも遠いよ。補充はやはりネット通販か。送料分がもったいないんですよねぇ。


今使っているのは、ユーキャンのボールページ講座の付録に付いてきたもの。書き心地にそれほど不満はないのですが、ちょっとインクが漏れるんです。ペン先の土台の部分って言うんでしょうか、そこにインクが付いてしまうんですよ。そして、そこがまた、緩む。そこを緩めて取り外し、インクカートリッジを付けるようになっているのですが、何もして無くても一日一回ぐらい締めてやらないといけません。締めなくてはいけないのにインクが付いているから、手が汚れるんです。そして、洗ってもなかなか落ちない。


こんな具合で使う度に僅かながらのストレスが生じていたのでした。書くことを楽しみたいから万年筆を使っているのに、ストレスを受けては元も子もありません。ここ何ヶ月か、新しい万年筆の購入を考えていたのです。(我ながら長いこと悩んでいたものです)


時期はクリスマス。仏教とは何ら関係のないイベントですが、購入の動機付けには最適です。自分へのクリスマスプレゼント、ついでに嫁さんにも一本、と考えて、今日思い切って注文しました。いやいやいや、嫁さんに購入却下されないための理由付けではありませんって、断じて。写真用年賀ハガキのような、光沢ハガキにコメントを書き加えるときなど、ボールペンではボールの滑りが悪くてうまく書けない場合に、万年筆を貸すことがちょくちょくあったのです。それなら一本、自分用があっても良いんじゃないかと。


クリスマスプレゼントと思えば高い部類には入りませんしね。いや、でも、この不景気では高い部類に入るのかな・・・


ドイツ製ですから、きっとタフな万年筆だと思います。長く愛用出来ると良いなぁ。