書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

曹洞宗宗門護持会東海管区集会

という長い名前の集会へ参加しました。宗務所長の寺院の護持会長さん並びに各教区の教区長寺院の護持会長さんが集まる、護持会の大きな集会です。


各寺院に、お檀家さんの会として護持会が組織されていますが、それの東海地方版ということです。参加対象は前記した護持会長さん方と、各教区長、そして宗務所職員。私の所属する静岡県第四宗務所からは、19名が参加しました。他の宗務所は教区数がもっと多いので、自然と参加人数も多くなります。


第四宗務所は、寺院が密集しているために、教区ごとの寺院数が多い代わりに、教区数は少ないのです。宗務所としては、移動手段諸々検討する上で、参加者が少ない方が楽ですから、これは地の利と言えます。


例年ですと講師を招いてその時節にあった講演を聞くことが多いのですが、今年は映画「禅」の上映でした。参加者の中にはすでに見た人も多いので、なぜこのタイミングで、という思いもありますが、見ていない方には有意義な時間だったのではと思います。


ちまたの評判では、少し難解であり、一度見ただけでは理解しきれなかったという話も聞くので、二度見ることによる新たな発見もあったかもしれません。


かくいう私は、DVDを買ったのですがまだ見ていません。そして今日の上映も、DVDがあるのにそれよりも前に見るのが悔しくて見ていません。


というのは半分冗談でして、禅スクールのアルバムのことなど、宗務所の仕事上の話を別の場所でしていたら、時間があっという間に過ぎてしまっていたというのが本当のところです。


近いうちにゆっくり見ることにします。


その後は場所を移し、一泊しながら護持会長さん方と懇親です。宗務所の職員と懇親をするのは、年に一度しかない機会ですので、会長さん方も楽しみにしてらっしゃると伺いました。ありがたいことです。


私は病み上がりですので、そちらも気になりますけれども。


でも、無事に復調してこうして責務を果たせるというのはうれしいですね。今日明日の一番の仕事は、実は運転手だったりします。行程の半分、今日の分は、安全に皆さんを送ることができました。明日の残り半分も、安全に、会長さん方を送り届けられるように、気を引き締めて、職務に励みます。