書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

選挙日和

暑い1日でした。衆議院議員総選挙もあり、きっと各所で熱かったことでしょう。私も有権者として、一票を投じてきました。たった一票ですが、この一票一票が山となってどの候補者が当選するかに関わってくると言うのが、面白いですよね。そういう意味では、組織票はやめてもらいたいです。日教組、労組、医師会、創価学会、大メーカー。数え上げればきりがないですよね。


そりゃ、組織として考えた場合に推したくなる議員・政党はあるでしょうが、それらもふまえて有権者一人一人が考えて投票するべきものじゃないですか。組織票がなければ票が読みづらくなりますから、選挙、面白くなりますよ。


お寺の住職も、それぞれに何年かに一度、お檀家さんが適・不適を判断するような投票があってもいいかもしれませんね。法律で義務づけると政治との関与を誘発しかねませんので、各宗派でそれぞれにやったら良いと思います。人気投票になるのを避けるために、投票結果がそのまま住職の進退に繋がるのではなく、それを材料に宗派内でどうするか議論することにして。


お檀家さんが不適と判断した住職を、宗派が適していると判断した場合は、責任者がちゃんと説明をするわけです。お檀家さん方の考えには合致していないかもしれませんが、これこれこういう理由で、宗派の教えには合致している、と。住職も何かしらの対処策を提示する。


宗派の上層部の顔が、よく見えるようにしておいて、お檀家さんが「あの人が言うなら、信じてみようじゃないか」と思えるようでなくてはならないと思うのです。現状は、我々僧侶ですら、上層部の人の人となりが分かりませんもの。


こういうことやるには、曹洞宗は大きくなりすぎたのかなぁ。大きくても良いんですけど、統率する側の技量が追いついていないような。


そんなことを考える、総選挙の1日でした。Type Lで、副住職謹製ソフト、動くようになりました。万歳です。8割方、環境構築が終わったように思います。あとは使っていきながら、になるはず。残すは、設置・移設作業です。もう一息!