書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

またまたのんほいパークへ

ペンギンがたくさん
サファリパークは遠いのでそうそう行けませんが、のんほいパークへは国1が空いていれば30分ちょっとで行けてしまいます。午前中に葬儀がありましたが、気持ちを切り替えて娘を連れて出かけてきました。


お寺の子どもの夏休みは、短いのです。お盆のために、8月の半分はただ家で遊んでいるしかありません。もう少し大きくなれば友達の家へ遊びに行ったり出来ますが、まだ先の話ですね。ようやく本格的な夏休み、と思っても、土日はお盆を避けたお年忌で埋まっていますし、それでなくても夏期保育があったり、禅スクールがあったり。いろんな行事、用事が目白押し。


夏休みのお出かけの記憶は、私自身にもほとんどありません。小さい頃にはいろいろと連れて行ってもらっているはずですけれどもね。ある程度記憶の残る年齢になってからは、ないんじゃないかなぁ。父親である師匠は、私が3歳の時に先代が亡くなったために住職となっています。簡単にはお寺を離れられないですから。


そんな事情もあるために、たとえ半日だけでも、仕事が無いとなれば貴重な時間なのです。この半月、どれだけ娘のために費やすことが出来るか。そして、ビデオと写真を撮ることが出来るか(証拠として)。父親として、手抜かり出来ません。


正直言ってへろへろですよ。半日横になって休むことが出来たらどれほど体が回復するだろうと考えてしまいますが、昨夜、明日はちょっとだけ動物園へ行こうと話したら、娘はもう、動物園へ行くことで頭がいっぱいの様子でした。その様子で、半日の休憩分は、リフレッシュ出来るんじゃないかと、(無理矢理)思い込んでいます。


午後からののんほいパークは、新鮮でした。フンボルトペンギンのえさやりタイムに居合わせたのは、これが初めてです。その直前には、背後にある猿山でニホンザルたちが甲高い声を上げて騒いでいました。たぶんあれも、えさやりタイムだったのでしょうね。


えさやりタイムの30分ぐらい前に水槽に着いたのですが、ペンギン全員水槽の中で泳ぎ回っているのです。こんな光景は初めてでした。地震が来るのかと不安になったぐらいです。その後にえさやりがあったので、それを待っていたのだと気付きましたが、えさやりタイムを見ずにその場を離れていたら、しばらく地震の心配ばかりしていたかもしれません。それぐらい、強烈な光景でした。


その珍しい様子に娘はペンギンから離れようとせず、ほとんどの時間をそこで過ごすことになりました。今日は私と長女の2人だけで行きましたから、そういう時間の使い方が出来ました。ラッキー。次女がいたら騒いでそれどころじゃなかったことでしょうし、長女もペンギンに集中することもなかったでしょう。いろんな偶然が良い方に重なったように思います。


夏休み、もう残りはあと少しです。娘のために使える時間もあまり残っていませんが、なるべく一緒に過ごしてあげたいと思います。普段は仕事ばかりしていますからね。