書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

どこでもドアホン付けたぞ!

いい加減に悪意のない居留守状態を解消しようと、Panasonicのどこでもドアホンを設置しました。先日日記に書いてからすぐに住職と相談して、素早く動いたのが功を奏しました。今まだ親機の間近で子機を充電中なので、私の事務所までは届いていないのですが、これで「人がいそうなのに留守なのかなぁ」と思ってお檀家さんが帰ってしまわれることがかなり防げるものと思われます。今まですいませんでした。


機種選定だけ私がして、後は設置まで、親戚の電気屋さんにお任せだったのですが、配線は今までのドアホンの物が使えますし、外のインターホン部分の取り付けに少しだけ時間がかかったぐらいだったと思います。


今までのドアホンは、親機が台所にありました。まあ、普通ですよね。でも、そこから私の事務所までは直線距離でも10mは離れています。音が聞こえないんですよ。玄関に一歩踏み込んでいただければ、今度はセンサーが反応して無線で電波が飛んで事務所にいても来客が分かるようになっているのですが(それも距離があるので時々微妙でしたが)、若い方は玄関先でインターホンを押し、応答が無ければ留守だと判断される方が増えてきました。これもまあ、普通と言えば普通。


田舎の普通は、玄関ドアを勝手に開けて、中に入って大声で呼んで、反応が無くてもご近所さんならちょっと中に入って様子をうかがうぐらいが普通なんですよ。耳が遠くて聞こえない場合もありますし。


そういう実情に合わせた今までの対処法だったのですが、それだけでは不足となりました。やはり、インターホンが設置してある以上、それに反応しなくてはならない、ということになります。一般家庭ならそんな義務感は生じませんけれど、お寺の場合はそうはいきません。なるべく留守を無くす。これが重要です。


とにかくこれで、今日以降、かなり悪意のない居留守率は下がることでしょう。これで反応出来ないと言ったら、トイレに入っているときぐらいだ。電話の子機は時折トイレに持ち込みますが、どこでもドアホンの子機まで持っていくのはちょっとね。電話ならトイレにいないふりして話が出来ますが、玄関先までお客さんが来ていて、トイレで応答するというのはちょっと恥ずかしい。


そんなわけで。
玄関ドアを開けてから声をかけられる人は今まで通りに。
インターホンで応答がないとドアを開けられないという方は、今後はより確実に応答があります。


そんな正太寺を、今後もよろしくお願いいたします。