書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

窓ふき完了

生活スペースである庫裏部分には一切手を付けていませんが、本堂などの窓ふきを完了しました。朝一番で花ガラを環境センターに持ち込み、帰ってきてそのまま窓ふきです。師匠は花ガラと一緒に下げてきた塔婆のお焚き上げをしていましたので、1人で。1人で全部やるのは初めてかもしれません。嫁さんが手伝ってくれたり、それ以前は師匠と2人でやったり。


午前中の1時間ほどで、外側の窓は拭き終えました。ホームセンターで売っている、窓ふき用のモップとワイパーブレードがセットになった物を使っています。以前はガラスマジックリンなどの洗剤を使ってごく一般的な方法で拭いていましたが、外側は油汚れよりも、雨による汚れがほとんどです。洗剤を使わなくても、十分にきれいになります。環境にも優しいじゃぁありませんか。


なので、外側はとてもスピーディ。多少の拭き残しは気にしない。


午後からは2時間かけて、内側から窓ふきです。こちらは洗剤を使います。洗剤で拭く用に着なくなったTシャツ一枚(すでに何度も窓ふきに使われ済み)、拭き上げようにキレイめの雑巾一枚。たった2枚でお寺にありがちな大きな窓をいくつも拭いたため、洗剤の付くボロ布はびしょびしょです。洗剤要らないぐらい洗剤が染みこんでいます。そんな状態で拭き続けたため、手がピリピリしてます。良くないでよすね。


石鹸を付けて手を洗っても、ピリピリが無くなりません。とりあえず乳液を付けてみました。子どものかさかさ予防のために買い置きしてある乳液が、自分の役に立つとは。


外側の窓は、モップが長いので高い所も椅子いらずで作業出来てしまうのに対して、内側は椅子を携行しての作業、しかも洗剤を付けて拭いて、今度は拭き上げて、という2度拭きですから、きっちり倍の2時間かかりました。疲れは3倍ぐらいでしょうか。さすがに途中で休憩を入れて、しばらくぼーっとしていました。


1人でやるとこんなにしんどいとはね。師匠が年老いたら、1人でやる機会も多くなるでしょう。早く子どもたちに大きくなってもらいたい・・・(かなり当てにしてます)


明日は掃除をする予定です。灰作務は28日が良いのですが、湖西市は雨の予報が出ていますから、翌29日かなぁ。あんまり早くにやってしまうと、年越しの時にはもう一度きれいにしましょう、というぐらいになってしまうものですからねぇ。


本堂位牌堂用に松竹梅も揃えなくてはなりません。松と竹は自前で用意出来そうですが、梅はどこかで分けてもらわなくてはならなさそうです。けっこうな本数なので、一本二本の木では、丸坊主になってしまうんですよね。これらの作業にも意外に時間を取られます。


忙しいですよ。毎年のことですが、気忙しいです。早くお正月を迎えてしまいたいものです。