書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

一眼熱

先日も日記に書いた一眼レフカメラへのご執心ですが、だいぶ向上しております。年賀状用に娘たちの写真を、師匠のNikon D70、手元のPowerShot G7、そしてXacti HD-2で撮影しまくったのですが、やはりD70の画質は群を抜いてます。画素数だけで見れば最も低い600万画素なのですが、やはり大きなレンズと大きなCCDがものを言いますね。


夜の室内、それほど明るくない蛍光灯下での撮影となると、HD-2はもちろんG7でもノイズが乗ってしまいます。ISO感度を下げれば暗い画になってしまいますし。その点、D70は何も考えなくても綺麗に撮れてしまいます。フォーカスの合う速度も、シャッターの切れる速度も、文句なし。自分で子どもを笑わせてすぐにファインダーを覗いてピントを合わせてシャッターを押す、それでもまだ笑顔が撮れてしまうんです。G7ではピントが合うまでの間に笑いが終わってしまいます。そういった意味では、究極の初心者向けカメラですね、一眼レフというのは。


一眼レフの難点は、筐体の大きさ、その一言に尽きます。本体よりもレンズが高いとか、そういうのはまあ置いておいて。それを改善してきたのが、Panasonicの女流一眼というCMコピーで売り出したDMC-G1。カメラ内部のレフ板を廃して、小型化を図っています。レンズも一回り小さくなっています。レフがないので、一眼レフカメラではなく、一眼カメラなんですよね。


ただ、レフがないことによってオートフォーカスの速度が一眼レフよりは劣るケースがあるとか、まあ、気になる話も聞きます。実際のところは使い込んでみないと分かりませんしねぇ。小さな子どもを撮るのには、どの程度のスピードがあったら撮りやすいのか、よく分かりませんし。指標となる数字も出ませんしね、この部分は。たしか。


価格的にも清水の舞台から飛び降りるほどの覚悟はいりません。ま、幼稚園行ったりしてお金がかかりだしたら分かりませんが、今ならまだそうした経費が要りませんからね。好機ではあります。


もう一つ。ソニーα350ソニーというのが、好きでもあり、不安でもあるのですが、レンズマウントミノルタなので、師匠が昔買ったフィルム一眼レフのレンズが流用出来るというメリットがあります。また、手ぶれ防止機構が本体側にありますので、昔のレンズを付けても手ぶれ防止が有効というのもポイント高いです。ただ、DMC-G1とは違い純然たる一眼レフですので、それなりに大きいです。


店頭で触った限りでは、思ったほどは大きく重くないという印象でしたが、ま、でも、嫁さんが使うとなると大きなよなぁ。その意味ではDMC-G1でも十分に大きい。G7ですら大きいのですから。


家族で出かける時に私が常に持つというのであれば、大きさの問題はさほど気にならなくなります。次女がまだ小さく抱っこの必要が有る今は、荷物を少しでも減らしたいですが、そのうちには歩けるようになります。そうなれば、一台大きなカメラがあっても、良い写真を撮りたいときにはそれを優先出来ることでしょう。買い物にまで持って行くわけではないですから。


でも、ああ、スーパーに行って、いつの間にかお菓子を抱えて、おねだり顔をしている娘とかも、撮りたいかも!