書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記

今日は宗務所費の通知書をひたすら作成していました。以前の日記にも書きましたが、宗務所費とは、宗務所の運営費用を各寺院の規模に合わせて負担していただく分担金のことです。金額の算出自体はデータベースソフトが自動でしてくれて、印刷までもしてくれるのですが、封筒詰めはもちろん人力です。3つ折りもします。


その辺りは力業でがんばるだけなのですが、さらに問題になるのが、送付先。お寺にはたいていの場合住職がいるわけですが、お寺の規模が小さかったりすると、専属の住職ではなくて、他のお寺の住職が兼任している場合があります。


兼任している訳なので、住んでいるのは別のお寺。これを、兼務住職と言います。兼務常食のお寺は、留守番の方がいる場合もありますが、普段は留守という場合も多いです。そういうお寺に宗務所費の通知が届いても、気が付くのが遅くなってしまいますので、住んでいるお寺(本務地と言います。これに対して兼務しているお寺を兼務地と言います。)に送ることになります。


200ヶ寺近くに送付しますので、通知書もそれだけあるのですが、その中から兼務のお寺宛てを見つけるたびに本務のお寺の分と束ねる作業が入るのです。これがかなりややこしい。通知書自体には本務地兼務地の情報はありませんので、専ら頭の中の記憶と、名簿とを駆使して作業します。私なんかはまだまだ経験が浅いので、お寺の名前を聞いて区別出来るのはほんの少しです。1ヶ寺1ヶ寺名簿と照らし合わせて、束ねていきます。


おかげさまで一日がかりでした。うちに帰って、足マッサージ機に足を突っ込むのを楽しみに、がんばりました。都合により発送は数日後なのですが、いつでも発送出来る状態にまで整いました。庶務主事さんとの合同作業のたまものです。


今日は疲れましたよぉ。そして明日も明後日も宗務所の仕事が続きます。それについては、また明日。