書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所新年役員会

静岡県第4宗務所には、新年役員会という行事があります。年に一度、役職員及び各教区寺族会々長、青年会代表者が一堂に会します。その場で、今年度の宗務所の活動報告及び来年度の活動予定の発表を行い、分科会に分かれてそれぞれの活動予定についての検討を行います。


最終的には全体で検討結果を発表し合って、閉会となります。だいたい3時間。その後懇親会。だいたい2時間。午後2時スタートで、8時過ぎに帰ってくることが出来ました。


主事さん方は分科会の司会をしたり、もちろん事前の資料作りもあり、大変な仕事だったと思いますが、書記に限れば、当日受付をしたりマイクを運んだりするだけなので、あまり緊張感はありません。もちろん、2回目というのも大きいです。


それでも議事録だけはしっかりと取りました。これが適当だと後々混乱が生じますから。


聞くところによると、こうして役職員が一堂に会して会合を持つということは、他宗務所ではやっていないそうです。こちらでは教区長、布教師、梅花講師、寺族会役員という4つの部会に分かれて分科会を行いますが、他宗務所ではこの部会レベルで会合を持っているようです。もちろん、他のやり方もあるのかも知れません。


第4宗務所の場合は、会場まで遠くても車で1時間程度の範囲ですので、こういう事が可能なようです。よその宗務所は、けっこう範囲が広いんですよ。所長さんが宗務所に通うのに4時間かかるとか、信じられないような話も耳にしたことがあります。


こうして全体で集まる事が出来て、統一した意思の元に宗務所の運営を行っていけるというのは、恵まれていると感じます。やりやすいです。宗務所の規模としては小さい部類にはいると思いますが、その小ささを活かして、地域の皆さんに曹洞宗の存在をよりよく理解していただけるようにしていきたいです。