書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

職員日記

全体的にはゆとりのある一日だったのですが、終業間際になると忙しくなるのは毎度のこと。結局残業をして帰ってきました。主事さん方に比べれば微々たるものですけれどもね。もう来年度の計画を立てる時期です。予算を考える時期です。それを思うと書記は楽だぁ。


来週現職研修という、僧侶の研修会が開催されます。対象は、第4宗務所管内。それぞれの宗務所単位で年に1回、必ず開催されています。55歳以下の僧侶は、曹洞宗宗制(いわば曹洞宗の法律)で、受講が義務づけられています。それぐらい大事な研修会なのです。


その研修会の受付名簿の作成をしていました。昨年まではLotus 123で作成されていたのですが、庶務主事さんのパソコンで123が起動しなくなってしまったため、急遽Excelに変換して手直しをすることに。昨年までの庶務主事さんが作った名簿ですので、どういうふうに作られているのか把握するのにまず時間がかかりました。その裏では、昨年から名簿に変化がないかどうかの確認をしていました。これが私の仕事。


何ヶ寺か住職が退いて代替わりをしていますし、新たに名簿に載る資格を得た人もいます。それらをつぶさにチェックして、名簿に修正を加えていくのです。1時間以上の時間をかけてようやく一段落したところで、次は寺族研修会の受付名簿。


寺族というのは、基本的には寺院にて住職と生計を共にする人のことを言います。一般的には住職の妻がそれにあたります。その寺族さんの研修会。こちらについては正確な名簿がありませんので(僧侶と違って新たに寺族になったからといって届け出る必要はありません=名簿作成に必要な情報が集まりません)、あらかじめ送付しておいた出欠ハガキを元に作成することになります。


この出欠ハガキの送付も、あのお寺にはたしか寺族が居たはず、という程度の情報で送っています。もしかしたら送付漏れもあるのかもしれません。


とりあえずは出席者の名簿を作成して、今日は終わりにしました。今後のこともありますので、欠席者の分も、ハガキが戻ってきた分は反映させて、とりあえずの寺族名簿を作成する予定になっています。この名簿、無いとときどき困るのです。


しかしまあ、なんにしても、手間のかかる仕事です。やはり一度ちゃんと、データを整理しておかないといけませんね。データベースにでも入れて、必要な形で簡単に取り出せるようにしておかないと、いちいち時間がかかって仕方ありません。


来年の同時期には、簡単に受付名簿が作成できる体制を整えておきたいです。