書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

事務処理にかかる時間は長すぎる

事務処理といっても中身は様々ですが、今日やったのは現金書留の処理。通数は少ないんですよ。9通だったかな?先日の檀信徒研修会のキャンセル料を送る作業をしていたのです。


キャンセル料はお寺さん宛に一括で送り、そのお寺から檀家さんに渡してもらうことになっています。ただ、何人かキャンセルの出たお寺ですと、合計金額をポンと渡されても、端数が困ることになります。ですからそれも考えて、ちゃんと足りるように1万円札が何枚、5千円札が何枚、千円札が何枚、100円玉が何枚、と計算しながら入れていくのです。


お金ですから、間違いがあっちゃいけません。その緊張感の中お金を入れ、封をしていくのです。現金書留用の封筒は厳重な封が出来るようになっていますが、何通にもなると面倒ですね。厳重でないと困りますけど、面倒ですね。


これの事前の段階で、宛名書きもあるわけです。ご存知の通り複写式になっていますから、パソコンから印刷も出来ません。(宗務所にはドットインパクト式のプリンターもないですし)


必要事項を手書きして、お金を詰めて、封をして。郵便局に持って行って。
かなりの時間を要しました。とてももったいない。


パソコンがあるおかげで、飛躍的に早く処理できるようになっ仕事もある一方、昔からさっぱり早くならない仕事もあるのです。そのギャップが、ストレスになってしまいます。
この作業を楽にこなす方法は、無さそうだなぁ。せめて宛名書きと封が簡単にできるようになればいいんですけど。複写式の用紙は、手書きの時代には重宝したでしょうけれど、今の時代にはかえって面倒です。パソコン時代に対応した現金書留の封筒もあるのかなぁ。