書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

休養日

風の強い一日でした。午後からは雨に変わり、お日様とは縁遠い日でした。師匠は明日明後日と催される入出文化祭の準備に奔走していましたが、私は休養日。明日明後日は入出の秋祭りでもあるので、休養している場合ではありません。今日は極力体を休めることに専念しました。4日間出ずっぱりは、疲れがしみこみますからね。


それでもパソコンを触ることは休みません。朝のうちにiMacに取り込んだ檀信徒研修会中のビデオを、夕方になって眺めていました。教化主事さんのデジカメで撮影する機会が多かったので、自分のビデオを回す時間はあまりなかったのですが、それでも永光寺の五老峰や祖院の法堂・仏殿などはビデオに収めてきました。法要中の映像も撮りたかったのですが、さすがに両手にカメラはあまりにも場にそぐわないので断念しました。


ただ漠然とビデオを撮っても後から見て面白くないので、どうせならダラダラと撮ることにしました。永光寺の法堂を出てから伝燈院の脇を通って瑩山禅師の墓所まで上がり、そこからさらに五老峰まで登っていく間ずっとカメラを回しっぱなし。その間の会話も入りっぱなしです。意外にこの会話を聞くのが面白かったです。


祖院では、法堂をのんびり撮影していたら独りぼっちになってしまったので、そのまま回しっぱなしにして仏殿を経由して屋外に出るまでの間を撮り続けました。途中道を間違えたり、修行僧との挨拶が少し入っていたりと、やはりそういうところが面白いですね。


物を撮るのはデジカメ(もちろんフィルムカメラだって。)、ひとの動きや会話、突然見舞われたハプニングを収めるには、ビデオが向いてるんだなぁと感じました。考えてみれば当たり前ですが、デジカメを使い慣れているせいか、なんとなくビデオでも同じような用途で撮影してしまいがちでした。これからはちょっと違った気持ちでビデオを使えるようになるかもしれません。


明日からのお祭りでどう撮るか。イメージを膨らませてから挑めれば、良い画が撮れそうなんですけどねぇ。娘の映像なら何でもうれしいという気持ちもありますけれど。