書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

コンサートが開かれました

今年もカジュアルコンサート主催のアンサンブルコンサートが開かれました。例年通り、フェスティナ・レンテのみなさんによる秋の夜のひとときです。今年は天候も良かったので、100人ほどのお客さんが来てくれました。無料にしておくのはもったいないぐらいですよ。


無料で出来るわけは、湖西市の「文化の香るこだわり事業」に認定されているので、多少助成金が出るためです。主催のカジュアルコンサートはその助成金をやりくりして、楽団を呼んでコンサートを開いている、と。湖西市の文化レベルの底上げを狙う市と、それを願うカジュアルコンサートとがうまいこと噛み合っているわけですね。


まあ、底上げするのを市が狙うのであれば、助成金でごまかさないで本腰入れないとなかなか波を起こせないとは思うのですが。無いよりはマシ。


会場提供主の正太寺は、相変わらず会場提供以上の動きを師匠がしていて、私なんかは事業の今後のためにも、会場提供主は会場提供主らしく、あまり気を利かせて動きすぎないようにと意見を述べるのですが、当然のように聞き入れられません。それが残念ではあります。
この先そう何年も事業の認定を受けられるはずはありませんから、いずれは自主財源確保して活動しなくてはならなくなるわけです。そのときに動ける人間を作るためにも、会場側で動かずに、人を集めるように促す方が良いと思うのですが。


それよりもまず、開催することの方が優先という考えなのかなぁ。
もう3回目だし、と私は思うのですが。


そんなところに師弟の意見の食い違いを見せるコンサート。今年も写真はありません。日中は仕事に忙殺され、コンサートの始まる頃は、明日からの壇信徒研修旅行のために、荷造りをしていました。のんびりコンサートを聴いてられませんし、写真も撮っていられません。残念。


なんとか荷造りは終わり、21時過ぎになってこうして日記を書いています。明日から2泊3日で、永平寺、永江寺、總持寺祖院と参拝してきます。落ち着いて考えるとけっこうハードなスケジュールですね。
しかし、曹洞宗にとっては重要で大事なお寺ばかり。私としてもお参りできるのかうれしくて今からワクワクのお寺ばかりです。これが仕事でなくて純粋にお参りならと思わずにいられません。


写真はどうしようかな。荷物増えるけど、撮ってこようかなぁ。