書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

浜名湖を一望しながら昼食

正太寺には「すずみ」と呼ばれる場所があります。漢字にすればたぶん「涼み」。言葉でしか聞いていないので真偽は分かりませんがね。
参道のコンクリート製の階段を上ると左手にある、芝生の地帯がそれです。昔はちょっとした屋根が付いていて、暑い日、お寺の人間はそこで昼食をとったそうです。建物の中は暑くていられなかったのでしょうね。


すずみといわれるぐらいで、風が良く当たります。大きな木が近くにあるので、木陰にもなります。そして眼前に広がる浜名湖舘山寺から浜名大橋まで見渡せます。格好の涼みスポット。


ここで今日、嫁さんとの娘と3人で昼食を食べました。住職はロータリー、母は用事があって出かけていたため私たち家族だけの昼食だったのです。せっかくだからピクニック気分でと、外で食べることにしました。境内ですから、建物から徒歩30秒ぐらいで到着です。(実際は娘がおもちゃの車を押しながらだったので何分もかかってますが)


何日かぶりに暑い一日だったのですが、このすずみはやはり涼しくて、快適でした。青空の下、3人で浜名湖を眺めながらおにぎりをほおばって、幸せなひとときです。
正太寺に居て特権といえば、これぐらいでしょうかね。今日はその特権を行使したわけです。
回数制限はありませんが、季節制限はあります。暑い季節ももうすぐ終わり。もう一回ぐらい、こうやって食べられたらいいなぁ。