書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

だんだんともばいる坊主向けの内容が増えてきたなぁ

7月末にサンヨーのXactiというムービーデジカメを買いまして、モデルはHD2。なんちゃってハイビジョンが撮影出来るという機種です。一応HDですが、フルHDじゃないわけで、そして8月末にフルHDが撮影出来る新機種が発表されました。今月中旬から発売とか。


悔しいかと言われると意外にそうでもなくて、サンヨーのデジカメの特徴は、値下がりの仕方にあります。発売直後はそれなりの値段なのですが、だんだんと下がっていって、いつの間にか性能に対してやたらとお買い得な値段になります。私はそのタイミングで買いましたから、登場直後の新機種には惹かれません。値段が倍以上しますからね。


ハイビジョンが撮影出来て、4万5千円弱でした。貯めた小遣いを放出してゲットです。撮る対象は当然娘ですよ。それまで結婚式撮影用に奮発したDVDハンディカムを使っていたのですが、DVDの入れ替えが手間で、またパソコンに取り込むのも時間がかかるのでなかなか億劫で、使用頻度は月に一度程度でした。


それがHD2はSDカードに記録します。一度に撮影出来る時間もDVDの時の3倍ほどになり、パソコンへ取り込むのもものすごく短時間で出来るようになりました。フレームレートが30fpsなので、撮影された動画はちょっと不自然に感じることもありますが、おおむね満足。見慣れてきました。
(新機種で惹かれるのは、これが60fpsとビデオカメラ並みになっていることですね)
この辺は記録方式がそもそもビデオカメラとは違うわけで、しょうがない部分かもしれません。今必要なのはお手軽さと、機械そのもののコンパクトさ。このサイズに勝てるビデオカメラはありませんからね。


さてそんなムービーデジカメなのですが、娘の撮影はもちろんHD(ハイビジョン)モードで撮影しています。これをDVDにしてしまうと、品質低下になってしまうんですよね、困ったことに。現時点で綺麗に見る方法は、HD2本体をハイビジョンテレビにつなぐか、取り込んだデータをパソコンで再生するか、パソコンをハイビジョンテレビとデジタル接続するか、のいずれかになります。


本体から再生するのはお手軽なのですが、昔のデータはどんどん消さないと新しい撮影が出来ませんから、常用は出来ません。安くなったとはいえ、そう何枚もSDカードを買いたくありません。
結果、パソコンを介してというのが現実的になります。


一番ラクなのは、テレビが見れる程度の液晶を搭載したパソコンで再生することですね。私の好きなMacで言えば、iMacがお手頃でしょうか。MacBookではみんなで見るには小さいですし、それ以外は高価すぎます。
夫婦で使っているパソコンがいずれ寿命を迎えたら、その辺りも考慮して機種を選定しなくては。


動画の記録方式が標準化されれば、テレビ自体にSDカードをはじめとしたメディア読み取り口がついて、中のデータを直接再生してくれるとか出来そうですけどね。SDといえばPanasonicで、テレビにはSDカードの口が付いてる見たいですが、まだ静止画しか見れないようです。


ハイビジョン撮影は、撮影すること自体は簡単になりました。ビデオカメラも以前品質のものと同じ値段ですし、新しく買う人は自然とハイビジョンになってしまいかねません。
しかしそれを再生する環境というのは整っていませんし、まして編集となると、今の普及帯のパソコンでは厳しいものがあるはずです。(HD2のものはMacBook Proで快適に編集出来ますが)
でもこれも、いずれ追いついていくんでしょうかねぇ。技術の進歩というのは、すごいですねぇ。人の心も、それぐらいのスピードで進化していけばいいのですが。