書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

心配事があるのです

ようやくカレンダーの原稿が整いました。
とあるイベントに参加した子どもたちのためのカレンダーなのです。集合写真一枚と、子どものアップ写真を一枚使って作成するのですが、アップ写真で良いものを探すのに骨を折りました。


なかなか見つからない。もともと、それを意図して撮影された写真群ではないので、そもそもアップが少ない。加えて、子どもたちをまんべんなく撮っているわけでもないのです。
結局、何人かは写真の隅っこに写っているのを拡大することになりました。心配なのは、印刷したときの品質です。


全体がA3ですから、その一部に写真を使うとしても、だいたいL版ぐらいの大きさになってしまいます。いくら最近のカメラの画質が向上しているとはいえ、「ここまで拡大すると、ちょっとどうかな」というのも数人分ありました。
画面上から想像するには、なんとか許容範囲に思えるのですが、こればっかりは実際に印刷してみないと分かりません。こういうのが仕事の人ならだいたい察しがつくんでしょうけれど。


もしこれで許容範囲外となれば別の手を考えなくてはなりません。
大きく引き延ばすことが出来ないのであれば、いろんな表情の写真を小さくいくつか載せるのです。それであれはけ笑顔にこだわる必要もありませんから、候補写真は増えます。


でも、それらを探すのがまた大変なのですよ。
みーんな知らない顔ですから、グループ写真と名札を見比べながら、「これは誰だぁ」と考えなくてはなりません。服装が一番の決め手になるのですが、一泊二日のイベントのため、2日目は服装が違うのですよ。グループ写真は1日目ですから、参考資料はありません。2日目ともなると、名札もみんなつけません。ひたすら顔をじーっと見て、判断するのです。


目が疲れますって。
でも、出来上がってしまえばきっと充実感のある仕事です。
ここを乗り切ると、今度は画面上と印刷したものとの色合わせです。ちょっと色合いが違うだけで雰囲気が変わってしまいますから、気をつけなくてはいけません。うまいこと雰囲気良く印刷できればその必要もなくなりますが、あまり期待はしないでおきます。



実は明日午前中、2時間強の停電があるのです。冷蔵庫の中身が心配になる長さです。なんでそんなに長時間停電させて工事をする必要があるのか疑問ですが、停電しちゃうんですから仕方ありません。
その間カレンダー作りが進められないのが、たった2時間ですがとても辛いです。締め切りは迫っていますし、カレンダー作りに割ける時間も限られています。どーうしましょ。
2時間あれば、色合わせして、何枚か印刷することも出来るのですが。もったいないなぁ。