書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

記憶にある中で欠席は初めてです

昨日はかろうじて日付が変わる前に帰宅出来ました。湖西市内であればもっと余裕があるんですけれどもね、浜松は遠いです。
新年会一次会で帰ってくればもっと早い時間に帰ってこれるのですが、これから宗務所で4年間お付き合いしていく間柄ですから、せめて二次会終了もしくはその途中までは顔を出していようと思っていたので、そんな時間になってしまいました。


でもやっぱり、一次会の雰囲気のまま解散の方が、私は好きだな。


そして、正太寺の1月といえば、はつどきです。毎年10日から15日までかけて、お檀家さんにお寺に集まってもらって、一年の最初の先祖供養の法要をお勤めします。その初日が、昨日だったんです。
でも今回は新年会を優先させてもらいました。しょっぱなから1人浮いた存在になるのは避けたかったですもの。


思い返してみても、はつどきを欠席した記憶はありません。本山から帰ってきてから、初めてではないですかねぇ。風か何かで休んだことが無いとも言えませんけれど、記憶にはありません。そんなはつどきを欠席するのは、とても心苦しいものでした。きょうもはつどきをお勤めしましたが、昨日参列されたかはもういません。年に一度ですから。お詫びしようにも、出来ないのです。


また、近隣の二つのお寺さんからもお手伝いに来ていただいているのです。それなのに、副住職の私がいないなんて、とても失礼なことなのですよ。それを快く受け入れてくださった二人のご住職には、感謝以外ありません。


そうまでして出席した新年会。所長さん、副所長さん、主事さんそれぞれの考え方や、またそれを外から見た人の意見なども聞くことが出来ました。これから宗務所職員として勤めていくのにとって、はつどきを欠席した価値があると言える、貴重な時間でした。


これからはそれを活かして、がんばらなければいけませんね。