書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

ほんといつまでオフレコなのか、もうしゃべって良いのか分からないのですが

とあるところの職員になりまして、来月から週に数回のお勤めが始まります。まあこう書けば同業の方ならすぐに分かってしまう話ですが、同業の方が読んでいるという話しも滅多に聞かないのでよしとして。


通勤するんです。今日のような雨の日も、おとといまでのような快晴の日も。
昔、憧れていました。通勤することに。
自宅がお寺でそのまま職場ですから、「通勤」とか「通勤渋滞」とか、憧れていたのです。「今朝はいつもより道が混んでてさー」などという話を職場でしてみたかったのです。(実際はしないのでしょうが、妄想の中ではそういうことになっています)


それがもうすぐ現実のものとなります。会社勤めの方と違って毎日ではありませんが、それでも頻繁に通勤です。
ただ、いまもって実感が湧いていません。


ふとその現実を肌で感じる瞬間、それが、車で出かけるときです。
車に乗り、エンジンをかけ、ほんの少し前進したその瞬間に、自分が来月から通勤する姿が目に浮かぶのです。
ゾクッとします。「ほんとに、なっちゃったんだな」という思いが・・・


勉強になるからと前向きに考えているのですが、つい本音が出る時もあるんです。具体的な仕事内容もまだ掴めず、その割には雑多な事務処理が待ちかまえているのは容易に想像が付き、はたして自分がそこでどれだけ役に立てるかと、不安が立ちこめるのです。


自分で就職活動をした末のお勤めでしたらもっともっと前向きに考えられるのかも知れませんが、・・・どうかな、私の場合は不安が強いかも知れません。性格の問題かも。
そんな感じで日々を送っています。口内炎が、治りません。