書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

機材忘れました

通信機材を忘れたので昨日の日記は書けませんでした。すいません。
持ってったとしても、緊張してて書く余裕はなかったと思いますけど。


出席者は99人。これが時間とともに減っていくのがおもしろいところ。お忙しい方が多いようです。
1日目(昨日)は、講義が二つと人権学習がありました。他にもレクリエーションの活用というタイトルで、バルーンアートを少し。これは楽しかった。


講義は、講師のご老師による長時間の体験発表という趣でした。まず、青少年がどのような悩みをもっているか、今学校がどういう環境になっているのか、親に何を求めているのか、どうしてなにも期待しないのか、期待しない裏側には何があるのか、そういうことを一通り講義した後、お寺を中心とした布教教化の実践をしていった、その経過をスライドで見せていただきました。


これだけを一度にやると長いので、その間に人権学習とバルーンアートが入った、という感じです。講義は合わせて3時間超。なかなかでした。途中だいぶ熱を入れて語っていただき、明日はあんな発表が出来ればなと考えていました。でも熱を入れたら15分じゃ終わらくなってしまう。


18時から夕食を食べて、もう1日の日程は終了です。こんな時間からなにをしていろと。テレビもないし。だんだん人は減っていくし。みなさんどちらへ・・・
一番近くの銭湯でも1kmは歩くということで、雨なので行くのやめました。男の子ですから、1日くらいほっちゃらです。


夜は原稿を読んだりしながら過ごしてました。気合い入れて一通りシミュレーションしてみたり。ぶつぶつ言ってる姿は怪しい。幸いみなさんお出かけになってて誰もいなかったですけど。原稿全部読むと15分に入りきらないので、話したいところを絞って赤ペン入れたり。取りかかるの遅過ぎますが。


でもそのおかげで今日の発表はなんとか形になりました。言いたかったことがしっかり伝えられたとは思えませんけど、でも途中で詰まることもなく。
誰にも内緒にしていましたが、一つ目標があったんです。それは、
『「えー」とか「あー」とか、しゃべる前に言わないこと』
えー、そこそこうまいことできしまたよ。


えーとかあーとか言わずにがまんして黙っていると、それが「間」になるんだそうです。やってみたら、なるほど良い感じでした。お説教にも活かしたいですね。


二日目は体験発表を私以外にも2人の方がして、それから偉い人の講評をいただき、まとめの演説がありました。1時間も。まとめるなら、もっと短くまとめてくれても・・・
でも、曹洞宗が重きを置いている「人権」「平和」「環境」について一通りふれていましたし、話脱線して熱が入ったりして、なかなかおもしろかったですよ。足が痛かったですけど。


そう。
なにがつらいって、ずっと正座なんです。崩してもいいんですけど、あぐら正座ですから、どうしても足腰痛くなります。長くても連続で座っているのは1時間半ですから十分我慢は出来ますけど・・・若者はイスを所望してしまいますよ。


泊まりがけの研修はこれで今年はおしまいです。体験発表に振り回された日々もようやく終わりです。たっぷり緊張させてもらいました。終わってみれば良い経験です。
でも、あんまりやりたいないですね〜