書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

5ヶ月分もカード利用明細を溜めた

ちゃんと毎月チェックしないから、5ヶ月分もいっぺんに確認をすることになるのです。3時間くらいかかった。

クリアファイルにまとめて保管してあるのですが、妻と二人で使っているのでどうしても日付が順番にはなりません。自分の使った分だけでも、出かけるときに財布が膨らんでいるからレシートを取り出してその辺に置いて出かけたり、一方では財布から出したときにレシートとカード利用伝票をホッチキスで止めてちゃんとクリアファイルに入れたり。そんな風にして順番はバラバラになっていきます。

ひと月分なら並べ替えも容易いですが、5ヶ月分の並び替えは大変でした。そして主だったクレジットカードの利用明細をダウンロードしてきて、画面と見比べながらチェックをしていきます。具体的には、利用明細を日付順に頭から見ていき、レシートを見つけ出し、無事に見つかったらそれは捨てる。見つからなければ見つかるまで探し続ける。こんな具合です。

5ヶ月前の利用明細をチェックして不正使用が発覚したところで、60日か90日前ぐらいまでしか補償はしてくれません。交渉次第でもうちょっといけるケースもあるみたいな感じですけど、利用規約にうたってますし、常識的にチェックしていればいいだけの話ですし、カード会社側が強いですよね。

そんなわけで、支出の大半をカードで行なっている我が家のカードレシート群は小さなゴミ箱パンパンにするほどでした。大抵のお店でレシート1枚につき利用伝票が1枚つきますから、その分余分です。コンビニは一枚に収まってますよね。なんの違いがあるんでしょうか。レジの性能と価格?

前回は4ヶ月分溜めてしまって、もう二度とこんなことがないようにと強く思ったのですが、今回は記録更新の5ヶ月分。もちろん今も改めて二度とこんなに溜めないようにと考えていますが、さあ、次回はいつになるでしょうか。

ひと月分ならあっという間なのは分かっているのです。はい。

整形外科と眼科と

前回MRIを撮って以来の受診です。最近時折軽い痛みを感じることを相談して、次の予約を取って終了。レントゲンでもMRIでも何も出ないし、たまになんかだるいぐらいの痛みですから、これはもう付き合っていく程度のものかな、とも思います。なんとか治したいという気持ちもかなり下火になりました。

腕立て伏せはしないほうがいいですよ、とは言われましたので、自重トレーニングとかにしようかな。スマホアプリでもいろんなのが出てますからね。

眼科も相変わらず。先生はほとんどズレがなくなってるって検査結果を見ながらおっしゃってましたが、それ、矯正メガネをかけている時の数字では…ちょっと不安になりました。今回、メガネをかけての検査もしたんです。その後視力矯正だけのメガネをかけて検査もしてるので、そちらの数字には確実に出ているはずなんですけど。

まあともかく、また来月の折にはデータに出るでしょうから、それはそれで。これも治らないのかなぁ。

そんなこんなの一日でした。

老眼+疲れ目=最強

ちょっと老眼です。もしかしたらちょっとじゃないかもしれませんが、気持ちはいつでも若くいたいのです。

眼科でメガネを作るときには、「年のものが出てますので、ちょっとレンズに入れておきますね」みたいな感じでとても気を遣われた言い方をされてしまいます。そこはストレートに「老眼」と言ってくれていいんですけれど。初めて言われた時は理解するまで数秒かかりましたよ。

今日は午前中の疲れが出ていたのか、午後からの教区の行事に出て行ったときに、書類がうまく読めませんでした。ちょっとボヤッとする感じ。

目が疲れているときには斜位も強く出るので、それもあったのかもしれません。近い距離に関しては斜位が改善している数値が出ていたんですけれどもね…明日の診察の際にどんな数値になるか今から心配しています。

明日は午前中に手首の経過観察。午後から眼科。眼科の道路挟んで向かいが行きつけの内科で、明日はついでに頭痛薬をもらってこようと考えています。そろそろ無くなってしまうんです。無くなると思うとそれがまた頭痛のきっかけになるという嫌なドミノだおしが起こるのは避けたいので、明日確実に受診しないと。

こんなに重要だと思っていても、すっかり忘れることもあるんです。そのためにスマホを使って管理をしているのに、でも忘れることもあるんです。これを防ぐにはロボット秘書にでも常に付き添ってもらう以外にないでしょうね。そして世の中にロボット秘書が溢れかえり、いつしか彼・彼女らの意思があるのかないのか、人権に近いものを認めるべきなのか、そんな話題が世間を賑わしていくことになるのでしょう。楽しみだ。

ダイニングテーブルでパソコンを使うときにはメガネなしでなんとか頑張れていたのですが、今日はとうとうメガネをかけました。微妙にぼやけて見にくくて。メガネかけたらスッキリくっきり。メガネって素敵です。

駐車場へのロープ設置完了

先週には必要備品一式届いていたのですが、ようやく今日、駐車場へのロープ張りが完了しました。日曜なので長女に手伝ってもらって。杭を支えててもらうだけでとても楽チンでした。一人でやるのはちょっと無理があります。そう言いつつ先日は一人でやったんですけども。

これでとりあえず、転回は出来なくなりました。砕石が道路へ出てしまうのも少しは抑制できるはず。お寺へ来て駐車のために普通に使ってもらう分には全然構いませんで、ロープを外してご利用ください。片方の端がフックになってますから、簡単です。

お寺の収入があまりにも少ないので、何か仕事をしなくてはと色々考えているのですが、なかなか固まりません。正太寺では忙しくて出来ずにいた月参りが、今の状況なら出来そうなので、檀家さんに声をかけてみようかなと考えています。

月命日に合わせて毎月お参りに行くというやつですね。ネットで調べると、「月参りを断るにはどうしたら」みたいな話がいっぱい出てきますから、なかなか乗り気になれないでいたのですが、それでも求めている人はいるかもしれませんし、希望者を募るぐらいはしてもいいかな、と。全お檀家さんを回るなんてとても出来ませんし。

月参りのような感覚で、月に一度、和尚が訪問します、というのもいいかなと思っています。普通に月参りでお経を読むのでもいいですし、スマホタブレットの使い方についての相談でもいいですし、だいたい30分ぐらいの時間を予定して、その間にやってもらいたいことを受け付けるような感じで。なんでもやりますとは言えないので、屋根の修理とか、そういうのは無理ですが、お経を読む以外にも色々使い道がありますよって。

まだちょっと具体例が乏しくてチラシ作りまで進まないのですが、庭師さんへの支払いのために来月借金をすることになる予定なので、その返済の一助になるように、その辺も包み隠さず大っぴらにして、お檀家さんの助けを得たいなと思っています。

昔の和尚が、みんなのためにお寺を作るぞ、そして街の人に心に安らぎをもたらすぞ!という誓願を立てて寄付を募ってお寺を建てたということがよくあったわけですが、それに近い感じです。お寺はあるけれど、このままだと潰れてしまうので、そのために住職としてなんでもするから、支えてくださいと。

変な話ではないと思います。でもまたちょっと、訴え方を間違えると本意が伝わらない可能性もありますから、少し気持ちを落ち着けて、慎重にことを進めようとは思っています。だいたいそういうとこで私は失敗しますので。

ショップ店員という道だってあったはずなんだ

子どもたちの服を買うのにユニクロとGUへ。GUで子ども用のジーンズが990円で買えて感動。お安いですなぁ。でもその一方でいくら働いても稼ぎが少ない人がいるはずであって、素直に喜んでいいのか分からなくなります。技術の進歩で安く作れるというだけで、作っている人も儲かっているならいいのですが。

私の職業経験は、大学時代に焼肉屋さんでのアルバイトが3年あるだけです。卒業式前に修行に入り、そのまま副住職、住職ですから、社会を知らないとよく責められる裁判官や教師と同じような経歴です。

違うとすれば、そもそも僧侶になるのなんて社会からのはみ出しものであって、社会不適合者と言っても過言ではない、という思いでしょうか。出家ですからね。それが良いのか悪いのか、今の所世間知らずと言われることないですが、とはいえお寺の懐事情を話す機会があると一様に信じてもらえませんから、庶民とは違う暮らしをしていると思われている節はあります。

庭師さんへの支払いのために借金をすることが確実な状態なのですけれどもねぇ…師匠からなので取り立ての心配はないのですが、それだって二度はできないわけで(物理的に)、先行きは大変心配です。

この話を続けると大変重たい話になるので話題をずらしますと、洋服屋さんへ行くと当然そこには店員さんがいます。悩んでいるとスッと近づいてきて、相談に乗りながら服を勧めてくれます。さすがに全然似合っていないのに勧めもしないでしょうから、ある程度及第点なのだなと思えたら勧めに乗って買うわけです。

そんな店員さんに就職する道も、ないわけじゃなかったはずなんだよなぁ、なんてことをふと考えていました。お店の中をフラフラしながら。三男坊でありながら、中学生の頃には兄弟の中で跡取りと決まっていたようで、親からも高校は好きなことをしろと言われてその通りに工業高校へ進みました。もちろん流れのままに僧侶の道を歩んできたわけではなく、血反吐吐くような状況になっても檀家さんのための僧侶でいようという覚悟は決めて修行に行ったのですが、とはいえ、それまでに他の道を考えたことがないわけではありません。

そもそもお寺を世襲するということ自体がおかしな話で、そんなところへの疑問を乗り越える必要があったのでそりゃあ色々考えました。

そういう道の一つに、ショップ店員が、あってもおかしくなかったなぁ、というわけです。私が一番に考えていたのはゲーム作り。その次はパソコン雑誌の編集者。パソコンが好きでしたから、その関係で色々考えました。あの当時に東京に住んでいたら パソコン雑誌の編集部にアルバイトで入るぐらいは当然考えたでしょう。1994年に大学入学ですから、当時の雰囲気なら出来ない話でもない。

残念ながら東京ではなかったので、そういう縁はもしかしたらあったかもしれないけれど細い細い糸を手繰り寄せないと無理だったと思います。

働いた分だけ給料がもらえる。それはすごく幸せだよなぁと、つい羨ましく見てしまいます。住職も、目線は経営者と同じですからね。稼がないと給料がもらえません。そしてお寺に収入が入る機会は本当に少ない…

血反吐吐くような状況になっても檀家さんのための僧侶でいたい。それなのに、今の仕組みだと、檀家さんの誰かの葬儀をしないとお寺を維持できるほどの収入は入ってこない。血反吐だけじゃなくて内臓が出てきそうです。

別に、ショップ店員さんを楽な仕事だと思っているわけじゃないんです。勉強も欠かせないでしょうし、今の私には務まらないだろうなと思いますし。隣の芝が青く見えているだけなんですよ。ただそれでも、いろんな仕事の選択肢が、自分にもあったはずなんだなと、思い返してしまうんです。

そんな心境の最近です。

一泊二日分の疲れが二日も続いてしまう44歳

自分の体が信じられません。今日も体がだるい。眠い。午前中にお役僧へ行ったのですが、戻ってきた途端に眠気を感じる始末。

それでもその足で宗務所まで行かなくてはならなかったので少し休憩して出発しました。幸い、眠気のために運転の集中を欠くような事態にはならなかったのですが、帰り着いた途端、車内でそのまま眠ってしまいました。そこまで眠気を感じていなかったのにも関わらず。

由々しき事態です。もしも走行中に、眠気がないのに居眠りをしていたなんてことになっていたら、どんな事故を引き起こしていたかも分かりません。疲れが残りすぎているのもそうですが、疲れの出方が今までとは全然違います。命を奪いにきています。自分のみならず、周りも巻き込んで。

お役僧の控え室で隣寺和尚と会ったので、疲れ具合について話をしたのですが、彼もかなり疲れが残っているようでした。これは真剣に下見の仕方を考えなくてはなりません。

また、本番で引率をした際に、どんな疲れを残すのかが心配です。当日の二泊三日の間は気が張っているので平気だと思うのですが、翌日以降が心配です。遠出をしなきゃならないような予定は入れないようにしなくては。お寺から出ずにできる仕事以外は控えて、特に車の運転は禁止。

実際にその時になって、大した疲れもなく普段通りに動ければ幸いなことです。そうなることを願っています。

一泊二日で1,000km以上移動しているとはいえ、44歳って、こんなにも頭と体が一致しないものなのでしょうか…

一泊二日での下見に限界を感じる翌日

昨夜は睡眠時間もそこそこ取れて、朝も元気に起床。朝食終わってそのほか諸々終わってひと段落したら、気が抜けたのか体が重い。

それからしばらくはゴロゴロしていて、数分の仮眠をとったりしたもののやはり体が重い。どうにもならなくて横になってTwitter見ながらブログのネタでも探そうかと思っていたら寝落ちしているし。もうこの時期、廊下での寝落ちは風邪ひきますよ…

いよいよしょうがないので、久しぶりに午前中から栄養ドリンクに手を出して、さすがにこれで元気が出て体が動き出したのですが、夕方になると無理が出てきたのか今度は皮膚感覚がおかしくなりだしました。

風邪の予感がして慌ててベッドで本格的に休養を取って、晩御飯を食べてしばらくしたら栄養が回ってきたのかまた元気になってきましたが、1日通して体調の波があり過ぎて振り回されてしまいました。

下見を二泊三日にしたところで疲れに変わりはないのかもしれませんが、でも強行日程は精神的な余裕を奪うので、疲れの感じ方が違うのかもしれません。んー、でも、宿代かかるし、そもそも二泊も時間が取れるかどうか…

二泊三日で留守をすると、結構仕事がたまります。その気になれば外出先でも会計業務までこなせるようにしてありますが、下見の最中にそんなことをしていれば、疲れ軽減の効果は何にも出ないように思えます。

明日以降もだるさが続くようだと真剣に下見日程を考えないといけませんが、とりあえず今日のところは様子見です。夜になっていつもなら目が冴えてくるのに、今日は全然ですね。そうだ、夜型になっていた体のサイクルを昼型に戻すチャンスかもしれません。