書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

新入生のためのご祈祷を

入出母親クラブという組織が、私が子どもの頃には既に存在していました。今でも活動が続いているのかどうか、実態は把握していませんが、毎年この時期になると、母親クラブ名義でご祈祷を依頼されます。

この春小学校に入学する入出の子どもたちに、手作りの鉛筆立てを贈る活動を、ずっと続けていらっしゃいます。うちでも娘が二人とも、ずっと使っています。たくさん入れられて便利なようです。

そしてこの鉛筆立てには、学業成就と交通安全のお札が貼り付けられています。それが故に、正太寺にご祈祷が依頼されるのです。ありがたいですね。

今年も気合を入れてご祈祷をいたしました。きっと今年の新入生たちも、活用してくれることでしょう。我が息子もその新入生の一人です。鉛筆立てが届くのが、楽しみです。

お中日のミヤマツツジ開花状況

冷静に考える例年よりも遅れているような気がします。そのぶん遅い時期に楽しめるってことで、咲くことに間違いはありませんからね。

ドローンでどの程度か撮ってみました。さっぱりですね。私の結婚式の時並だと思います。あの時も咲かなかったなぁ。正太寺のミヤマツツジだけでなく、近隣の桜も軒並み遅かったですから、気候のせいでしょうね。

それから10年間、毎年大体同じ時期に開花を繰り返して来ました。約10年に一度、開花が遅い時期があると仮定すると、今年がその年に当たっているとしても不思議ではありません。今年実際どうであったか、この先数年間、どんな具合か、継続観察が必要です。

お彼岸のお中日ということで、正太寺も大変賑やかだったようです。午前中の大半の時間はいつものお懺法のために別のお寺へ行っていましたので、この目で見たわけではありませんが、お昼頃に戻って来たときは、確かに混雑していました。良いタイミングで車を止めることができましたけど、駐車場も大混雑でしたから。

ドローンを飛ばしたのは朝7時過ぎ。少し遅くなると人が多くて飛ばせなかったかもしれませんね(人の頭上は危険なので飛ばせません)。早めに撮っておいてよかったです。出来ればこの撮影もしばらく継続して、花の開花していく様子を空から観察したいと思っています。

おたまじゃくしの誕生が確認される

正太寺の本堂西側にある池に、ヒキガエルの卵が大量に産み付けられてから、2週間の余。卵の管から卵が飛び出してから数日。今日になってようやく、おたまじゃくしが数匹確認できました。他はまだやや細長い棒状の黒い存在でしかありません。このまま続いておたまじゃくしとして誕生できるのか心配ではありますが、全滅だった昨年よりは、確実にマシな状態となりました。

ところで、ヒキガエルの卵が孵化し、1年後まで生き延びる確率は、3%ほどという話です。昨年全滅したものの、個体数全体への影響はさほどでもなかったということなのか、それとも貴重な個体を失ったということなのか、判断の難しいところですね。

なんにしても、ビデオに撮っても公に披露するには拒絶反応を示す型の方が多いんじゃないかと危惧されますので、控えざるを得ません。そこそこ数が多いもんですからねぇ。

昨年は卵が産み付けられてから、水質が悪化したように記憶しています。あれが外部からの要因だったのか、卵が死滅してく過程で水質に影響が出たのか、私には判断のしようがありませんが、今日も少し池の表面に白い幕状のものが浮いていました。

水も減って来ていましたので水を加えたいのですが、水道水を加えることで水温が下がると、卵に悪影響が出やしないかと、ためらわれます。

昨年の全滅がなければ、気にせず水を入れちゃうんですけどねぇ。

ちなみに、少し暖かくなったので、メダカは元気な姿を見せてくれていますよ。賑やかです。夏の盆踊りですくった金魚は、まだ見かけないなぁ。

お参りについでに池もぜひ覗いていってくださいね。

長男の卒園式でした

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3年間通った幼稚園から、長男がとうとう卒園しました。長女の時から足掛け8年通った幼稚園。PTA会長をさせていただいたりと、いろんなご縁をいただいた8年間でした。とうとう、幼稚園へ顔を出す機会がほとんどなくなってしまいます。

長くお付き合いしていただいた先生方とも、滅多にお会いできなくなるわけで、なんとも寂しいです。

長女と次女は、それぞれ次女と長男がまだ幼稚園へ通っている関係で、度々幼稚園へ行く機会がありました。入園式の間、園庭で遊んでいたりもできたのですが、長男はそれも出来ません。それがちょっとかわいそうです。

大好きだった先生と、最後はハグをしてお別れでした。お友だちとも、大半はお別れです。市内各地から園児が集まっているため、同じ小学校へ行く子はわずかです。地元なのに、子どもが少ないのです。

市内の高校へ進学すれば、そこで同級生になる子もいるかもしれませんが、さすがに幼稚園の頃の記憶は残っていないでしょうね。

小学校で、新しい友だちができるかな?幼稚園でも、男の子の友だちというのは一人二人だったので、その点はとても心配です。小学校では共同作業も多いですから、そこで友だち関係が自然と構築できると期待はしています。

先生と写真を撮ってもらった後、ちょっとうるっと来ている息子を見て、最近でいちばんの成長を感じました。卒園式で泣くのは先生と親ばかりで、子どもたちは割とけろっとしているものですが、それなりにもうなかなか会えないということを理解していたようです。一つ、ステップを踏み進めた長男、これからの成長が楽しみです。

お彼岸の入りですよ

正太寺のミヤマツツジ。ピンボケ。

春のお彼岸が今日から始まりました。そんな日なのに、私はお寺を留守にして、次女と長男を連れてのんほいパークへ。

のんほいパークとは、豊橋総合動植物公園の愛称です。三河弁をもじってるんですね。もじってるというか、そのまんまですけど。

これがまた、なかなか良いところでして、ホッキョクグマの展示に関しては、あの旭山動物園も参考にしたとかいう話です。

私が最後に訪れたのは、長男がまだ入園前だったように思います。それまでは、特に長女はよく連れて来た覚えがあるんですけどね。三人目というのは、こうも待遇に差が出るのかと、自身の身を振り返ってしまいますよ。

つまり3年ぶりぐらいに訪れたことになるんですが、駐車場は有料になってるわ(200円)、チケットは電子マネーで払えるは、なのに園内の他の支払いは現金ベースばかりだわ、改装工事はしてるわ、ホッキョクグマはボールのような何かで遊びまくってるわ、ラッコが死んでしまって慰霊碑かできてるわ、ラッコのいたスペースを改造してアザラシが遊びまわってるわ、と大変変化に富んでいました。

総じて、楽しみが増しています。あんなに活発に遊ぶホッキョクグマは初めて見ました。以前は餌やりタイムに、豪快にプールへ飛び込む様子を見るのが目玉でしたが、今はそれを待たずとも、十分に楽しめます。

それとの対比として、2頭いるうちの1頭が、頑なに水に入らなかったのが面白かったです。動物にも個性があるということが、簡単に体験できるなんて、素晴らしいじゃないですか。

遊園地エリアもあるので、昼過ぎまでたっぷり遊んで来ました。帰宅すると、今日は忙しかった長女と合流し、お墓参りへ。とりあえず正太寺の歴代住職と穴水家のお墓を参りまして、これで妻の実家のお墓へお参りすることができます。私は妻の実家のお墓が先でも全然構わないのですが、妻のこだわりですので、応えてあげなくてはなりません。

歴代住職のお墓の近くで、ミヤマツツジが咲き始めていました。お彼岸が明ける頃には満開のところも出てくるのでしょうか。正太寺はこれからしばらく、一年で一番華やかな時期を迎えます。お散歩に来るなら、今ですよ!

次期分団長にバトンタッチ

毎月第三木曜日。それは湖西市消防団の本部員と分団長が集まる、定例会議の日です。

3月のこの日から、来年度からのメンバーに入れ替わります。つまり、私はもう、会議に出なくていいのです。次期分団長に、いよいよバトンタッチです。

とはいえ、まだ任期中。4月以降のことはともかく、今月中のことは把握しなくてはなりません。定例会議を終えた次期分団長が詰所に戻るのを待ち構えて、班長とともに打ち合わせに臨みます。

もちろん、副分団長と部長も、それぞれ新旧が揃い踏み。引き継ぎの心配な部分についてさらに話しながら、また4月以降の予定についても詳細に確認していきました。

今月中の予定については、今日までに判明してる内容で変わりはありませんでした。分団での訓練が来週土曜日にあるので、そこの確認だけですね。私はそれにプラスしてふた晩予定があります。もう最後なので、頑張ってきます。

新三役での最初の打ち合わせは、私たちの時と同じ時間がかかり、解散になったのは23時を回ってからでした。定例会議は19時始まりですから、ずいぶん長いこと、分団長は気を張っていたことになります。お疲れ様でした。

あと23回だから、頑張って。

ちなみに、どうしても浮ついてしまう現三役は、卒業旅行の話もだいぶ詰めましたよ。行き先は九州方面で変更なし(実際にはもっと絞り込んでます)。飛行機の時間も、宿泊先も決まりました。あとは手配ですね。レンタカーはどうしようかな。3人だけの旅行ですから、個人手配で済ませてしまいます。いやあ、手配するのも楽しいんですよね。

宗務所日記

次の当番日はお彼岸休みになってしまうので、前倒しで出勤。先週の出張経費の精算などなど。ちょっとまだ全部は終わらんのですがね。

この半年間の手当ても今月が支給月なので、そろそろ準備をしなくてはならないのですが、そこまで手が回らず、モヤモヤしたまま帰宅となってしまいました。

お彼岸明けるとすぐに年度が変わっちゃうんですよね。最後の週は家族旅行の予定もあるので、出勤日数が限られるし。職員会議の予定もあるので、その日に合わせて手当てが準備できれば、あっという間に支給が済んでしまうのですが、果たして間に合うか。お彼岸明けの日が職員会議の日です。でもその日は、お見舞いに行く予定をしていて、多分職員会議開始時間に間に合うギリギリで出勤することになる予定。それまでに休日出勤でもできればいいんですけどねぇ。

お寺にいても、宗務所にいても、財務状況を見ながらウンウン唸ってばかりです。有り余る資金をどう有効に活用するべきか、そんなことを一度でいいから考える状況になって見たいですね。