書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所→慶弔会準備へ

穏やかな宗務所当番日を過ごしたあと、その足で大本寺さんへ。明日明後日で慶弔会が営まれます。私も知庫寮員として随喜しますので、前日の準備に行って来ました。

実は、5月に顔合わせのための打ち合わせがあったのですが、その時以来です。同じ教区の人間ではないので、同教区の知庫寮員の間で準備の日を設けていたりするのかなと思ったらそんなこともないようで、今日も私一人だけ。ここの教区はこんな感じなのかなぁ。

とりあえず、明日スムーズに受付ができるように配置を整え、自分が使うパソコンの設置場所の確保をし、随喜のお寺さんに渡す記念品の確認をし、なんだかんだ18時ごろになってようやく帰ることができました。

知庫寮員のなかでは私が最年少のため、先手を取るのも難しいのです。まとめ役となる人もいないようで、これははてさて、どうしたものかと明日が心配になる状況でした。うまいこと私のペースにはまってくれればそれはそれでやりやすいのですが…

ちゃんと仕切ってくれそうな和尚さんはメンバーにいますので、そこに全期待を寄せております。

明日は12時集合が目安。雨がちょっと心配ですね。

もーうーいーくつねーるーと

ではありませんが、残り回数を指折り数えてしまう会議が開かれました。消防団の本部定例会。今日を含めてあと4回です。来年3月の定例会はもう、次期分団長が出席します。任期は4月1日からですが、実際は3月から始動なのです。3月定例会で4月の予定を確認しておかなくてはなりませんから、どうしてもそこだけ歪んでしまいます。

そんな定例会。大きな話題もなく、淡々と進みました。淡々と進みすぎて、いつもなら終了が20時を回るのに、10分前ぐらいに終わってしまいました。開始が19時です。いかに早いかお分かりいただけるでしょうか。

第7分団では、この日に合わせて三役と連絡班長の打ち合わせをセッティングしています。会議終了に合わせて20時半集合にしてあるのに、今日は終わるのが早すぎで、20時半までずいぶん間が空いてしまいました。会議の内容を忘れてしまいそうです(大げさ)

大きな話題はないのですが、分団内で連絡を回す行事は多め。11月27日は消化器の精密検査などの日。12月4日は防災訓練。11日は消防団親睦バレーボール大会。20、21日と月例訓練。

よく見たら毎週じゃないですか。団員も大変です。

12月の25日からは夜警も始まります。消防団、忙しくなりますよ。

寺族研修会

宗務所主催で寺族研修会を開催しました。第四宗務所では慣例として内部研修(座学)と外部研修(お出かけ)を交互に実施していまして、今年は外部研修の年です。

原則的には寺族会長さんたちにアイデアを出してもらって企画を練るのですが、今年は担当の人権主事さんのアイデアで持って、臨済宗方広寺派大本山 方広寺様へ伺うのがメインの研修です。

方広寺様では教学部長さんからお話をいただきました。寺族さん向けの話をしっかりとしてくださいまして、感じるものがそれぞれにあったのではないでしょうか。

内部研修ですと私は宗務所にこもっていることが多く、講師さんのお話を聞くことがなかなか出来ないのですが、外部研修にご一緒するとちゃんと聞くことができて、ありがたいですね。個人的には毎年でも…

その後、最近方広寺様で売り出し中の精進うな重をいただきます。これがまた、美味しい。もちろん本物のうなぎは使っていません。様々に工夫を凝らして、本物のうな重のような味わいを実現しています。

こちらの精進うな重は当日の予約でも間に合いますので、ぜひ一度ご賞味ください。畳に正座ではなく、食堂と聞いて普通にイメージするようなお部屋で椅子にテーブルでいただきます。足は痛くないですよ。

その後、少しリフレッシュに喫茶店で珈琲タイムを挟み、最後は龍潭寺様で拝観。来年のNHK大河ドラマ、直虎の菩提寺ですので、そのあたりの展示も多くありました。

朝8時半に各地を出発し、龍潭寺様を出る時には16時を回っていました。たっぷり1日の研修。主催者側の人間としては手前味噌になってしまいますがね中身の濃い研修になったのではないかと思います。担当の人権主事さん、そしてご参加の寺族さん方、お疲れ様でした。

葬儀の際の持ち込み荷物

先日来、新居の斎場で葬儀の際には、お寺に戻らず、控え室にとどまらせてもらって何かしら仕事をするようにしています。

ここしばらくはiPadを持ち込むことが多かったのですが、テキスト入力が多いこともあり、今日は思い切ってMacBook Proを持ち込みました。

重い。

でも、キーボードは打ちやすいし、画面の角度調整も自由だし、まとまった時間を当てて没頭できるときには、やっぱりちゃんとしたパソコンがあるといいですね。

隙間時間に何かするには、iPadの方が気楽に始められるかなぁ。最近は残念ながら、この日記のかけていない日の分を書くのが主な目的になってしまっているので、書いた日記をアップロードするまでの手順がMaciPadでどうしても違ってしまうのが悩みの種です。

Macからは普段の作業なのでなんら手間も感じませんが、iPadからだと頻度が少ないので、一つ一つ思い出しながらになって能率悪いし、写真を挿入するにもやり方がパッとイメージできなくて、せっかく素材があるのにやめてしまったということもあります。

写真の少ない日記なので、そういう時は非常にもったいなくて。後から追加しようと思っても大抵忘れますし。

極力Macを持ち歩き、iPadの利用目的は他の用途に絞った方がいいのかもしれません。せっかく画面全体がタッチできるのに、文字入力メインというのは不向きな作業を無理矢理やっている感じがしますしね。

二日続けて葬儀

珍しく、葬儀が続いています。今日明日も、葬儀。どちらもちょっと急なことで、動揺しています。

今日から、葬送の辞を読むことにしました。葬儀開式の際に、参列の皆さんに短く平易な言葉で、葬儀をお勤めする意義をお話しします。

辞ですから、アドリブを交えた話ではなく、したためてきた紙を掲げで、朗々と読み上げます。普通なら奉書紙に墨書するところですが、私の場合は和紙風OA用紙に印刷したものです。遠慮なく合理化しますよ。できればiPadを掲げたいぐらい。紙とiPadの駆動エネルギーと、どっちがエコなのかなと真剣に悩むぐらい。

ちゃんと聞いててもらえれば、これがあるだけでも葬儀に望む気持ちが変化すると思います。曹洞宗の葬儀というものがどんな意味を持つのか、収骨後、初七日のお勤めの際には時間をたっぷり使ってお話をしていますが、一般会葬者はそれを聞く機会がありません。葬送の辞、ちゃんと聞いてもらえるように、読み上げ方もどんどん工夫をしていこうと思います。

朝から晩まで走り回る

お年忌を勤め、お役僧へ行き、締めくくりは消防の新三役を決める会合の主催。1日大変でした。

大変でしたが、晩方から開いた新三役決定会合は楽しみでもありました。第七分団の来期の新三役が決まり、私たち現三役の役目は徐々に引き継ぎフェーズに移行していく、その始まりとなるタイミングなのです。

しかし、現実は甘くありません。新三役のうち、分団長と副分団長が決まりませんでした。入出のあまり良いとは言えない慣例が原因です。

そのことについて今更この場でどうのこうの言っても仕方ありませんが、とにかく決定は2週間後に持ち越しになりました。現三役には会合をセッティングする義務はあっても、話し合いに介入する権利はないので辛いところです。強引に決めたりもできません。切ない。

1日の疲れも忘れ、ややニコニコとしながら晩に出かけて行ったのに、曇った顔で帰ってくる結果となってしまいました。2週間後の仕切り直しの際には、上手くいくことを願うしかありません。

家に縛り付けられて

小学校の学習発表会がありました。二人の娘がそれぞれに頑張ったようです。妻が撮ってくれたビデオでその様子を見て、感動しているところです。

本当なら、自分の目で見ながら、自分の手でビデオ撮影をするはずでした。しかし急な情勢の変化のために、私は留守番として、家に縛り付けられているような状況になりました。

仕事で見に行けないのであれば諦めもつくのですが、積極的にではないものの、そこそこ仕事が入るのを避ける気持ちを持ってスケジューリングしてきたものですから…

あまり詳しく書けないのでもどかしいですが、読んでいる皆さんにとってもよく分からないもどかしい話だと思うので日記にくどくど書くわけにもいかず。

いや、くどくど書いてますけどね、実際には。

状況は改善されつつあります。悲観はしないでおきましょう。